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バーバリーのロゴが変わる!新デザイナーとなりブランドが原点回帰

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BY FRONTROW Editorial Dept.
バーバリーのロゴが変わる!新デザイナーとなりブランドが原点回帰

イギリスの老舗ブランドであるバーバリー(Burberry)が、新しいデザイナーを迎え、ブランドを一新する。(フロントロウ編集部)

元ボッテガのダニエル・リーが新デザイナーに

 2018年からバーバリーのクリエイティブ・ディレクターに就任したリカルド・ティッシは、在任中、バーバリーの伝統的なスタイルにストリートのエッセンスを盛り込み、新たなブランドの一面を見せてきたが、2022年にブランドのデザイナーを退任することを発表。

 リカルドがセレブと親交があったこともあり、バーバリーを着用するセレブは急増するなど、今までとは違ったバーバリーが注目を集めていた矢先の出来事だった。

 そんなリカルドの後任として、新たにバーバリーを率いることになったのがダニエル・リー。ダニエルと言えば、2018年にボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)のクリエイティブ・ディレクターに就任し、同ブランドを復活に導いたデザイナー。

 ボッテガ・ヴェネタを一気にトレンドへ押し上げるという手腕を見せたダニエルが、次は
どのブランドへ行くのかは注目の的だったが、バーバリーのデザイナーに就任した。

 ダニエルがデザイナーになると、バーバリーはSNSの投稿を全て削除。そして新生バーバリーの新しいキャンペーン写真をインスタグラムに続々とアップ。今回の新しいキャンペーンでは、元オアシスのリアム・ギャラガーの子どもであるレノン・ギャラガーをはじめ、ジョン・グレイシャー、シャイガール、スケプタ、リバティー・モスなどイギリスで活躍するセレブを起用し、ロンドンの名所の前で撮影を行なった。

新しいロゴはブランドのアーカイブへのオマージュ

新しいロゴはブランドのアーカイブへのオマージュ

 今回ダニエルが新しくデザイナーを務めることになり、ブランドロゴを一新。リカルドの時代は、イギリスのアートディレクター兼グラフィックデザイナーのピーター・サヴィルとともに、創業者トーマス・バーバリーのイニシャル「TB」を組み合わせたロゴが使われていたが、今回、再びバーバリーのアイコニックな乗馬騎士のデザインが戻って来る。

 乗馬騎士のデザインは1901年に初めて作成され、その後何度か更新されるも最後にデザインがアップデートされたのはバーバリーズからバーバリーへと変更された1999年。

 今回の新しいロゴは、ラテン語で「前進」を意味する「Prorsum」というワードが入った旗を騎士が持っているという、ロゴが誕生した当初のデザインに戻り初心へと帰った。

 ダニエルにとって初のバーバリーでのショーは、ロンドン・ファッションウィーク中の2月20日に開催される予定。元セリーヌ(Celine)のフィービー・ファイロの右腕として名をあげたダニエルのバーバリーのデビューコレクションは必見。(フロントロウ編集部)

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