モデルで3児の母でもあるクリッシー・テイゲンが、Cord Blood Registryと協力して「さい帯血バンク」の重要性を訴えた。(フロントロウ編集部)

クリッシー・テイゲンが「さい帯血バンク」の重要性を語る

 モデルで3児の母でもあるクリッシー・テイゲンが、アメリカ最大のさい帯血バンク「Cord Blood Registry(コード・ブラッド・レジストリー)」と協力して、さい帯血とさい帯組織から幹細胞を採取することのメリットを伝えるための新たなキャンペーンをスタートした。

画像: ©︎Cord Blood Registry

©︎Cord Blood Registry

 さい帯血とは、出産後に胎盤やさい帯(※母親と胎児を結ぶへその緒)に残っている血液のことで、英NHSによると、さい帯血には幹細胞が豊富に含まれており、様々ながん、免疫不全、遺伝性疾患の治療に利用することができるという。再生医療の新しい研究では、新生児の幹細胞が傷ついた細胞を修復し、健康な細胞に再生させる能力も検証されている。そのさい帯血の採取・保存などを行なう機関がさい帯血バンクで、善意により提供されたさい帯血は必要とする人に移植されたり、医学研究のために使用されたりする。

 「妊娠中に、生まれたばかりの赤ちゃんの幹細胞を保存することで、自分の子どもたちが現在あるいは将来的に治療が必要になったときにアクセスできることを知った」と話すクリッシーは、「母親として子どもたちに可能な限りの選択肢を与えてあげたい」との思いから、さい帯血バンクが家族の未来にもたらす可能性についてより多くの人たちに知ってもらうための活動を、Cord Blood Registryと一緒にすることを決めた。今後、このキャンペーンでは、さい帯血やさい帯組織から採取した新生児幹細胞が、患者の生活や医師の診療に与えた実際の影響にも焦点を当てていくそう。(フロントロウ編集部)

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