KFCやスターバックスの店員が明かした“良く分からないクレーム”の数々に驚き…。(フロントロウ編集部)

KFC店員が明かした苦労話

 KFCやスターバックスなど、世界各国で展開されている飲食チェーン店は、毎日多くの人が訪れている。だからこそ、そこで働く従業員は接客において悪い経験もしているのだ。

 英国エリアに住むソフィーというKFCの従業員がTikTokに投稿した「KFCで働いている証拠」という動画が話題になっている。

 それによると、ある時に彼女は利用客から「プレーンのフィレのセット」をオーダーされたそう。かなり念押しされたそうなのだが、その通りに用意したところ、「なんでフィレバーガーにチーズが入ってないの?」と言われる事態に。ソフィーはまず、フィレバーガーはチーズが入っていないものだと説明したうえで、利用客がプレーンを注文したことにも言及。しかしその人物は引かなかったそうで、最終的に「チーズありのフィレのセットで、完璧にプレーン」というオーダーをしてきたとのこと。

画像: KFC店員が明かした苦労話

 そして彼女には、このような経験が数多くあった。別の日には、セットメニューにつけることが可能なフライドポテト、ビーンズ、トウモロコシ、もしくはグレイビーソースのなかから、グレイビーソースを選んだ利用客が、結局「私のフライドポテトはどこ?」と言い出したり、11種類のハーブとスパイスが特徴のKFCでプレーンチキンを要求するも、ハーブとスパイスは欲しいという謎のリクエストを受けたりしたという。

スターバックスでも同じようなことは起きている

 ソフィーのTikTok動画はこれまでに2万いいねを超え、多くのコメントも寄せられている。同じような経験をしている人もおり、「マクドナルドの店員だよ。人生は大変」という声もあった。また、米掲示板サイトRedditでは、スターバックス店員が怒りの投稿。

 その人物によると、先日エリアマネージャーが店舗に来て、利用客からクレームが入ったと告げた。ある利用客がサンドウィッチを受け取るのに20分待っていたのだという。しかし店員は、クレームを入れたり、注文した商品が出てこないことを誰にも言わず20分過ごしたりする前に、問い合わせるべきだったと意見。

 当時店員は、20分待ったその人物に声をかけていたそうで、すると客はサンドウィッチが出てこないことや、他の人たちには食事が提供されていることに文句を言いだしたという。そこで店員はすぐにサンドウィッチを作ったのだが、客はさらにケーキポップやシラチャ・ソースも足りていないと主張したとのこと。

 このケースは、店員に言いづらいという利用客の気持ちも分からなくはないが、多くの人がいる店内であれば、黙って待たれていても気がつくのは難しいこともあるだろう。店員はその後、エリアマネージャーからどう対応すべきだったかの指導を受けることになり、それよりも現場で働く従業員の声を聞いてほしかったと話した。

 1月には、それまで在宅勤務をしていた人物がマクドナルドで働き始め、「人が嫌い」だとして1日目で大号泣した出来事が話題に。接客業は対人関係での苦労が多い。

(フロントロウ編集部)

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