トム・クルーズが盟友ヴァル・キルマーの再共演を振り返る
トム・クルーズが、映画『トップガン マーヴェリック』でアイスマン役のヴァル・キルマーと再共演を果たしたときのことを、米トーク番組『Jimmy Kimmel Live!(原題)』で振り返った。
ヴァルの出演はトムたっての希望で、トムから「ヴァル抜きでこの映画を作るつもりはない」と言われたことをプロデューサーのジェリー・ブラッカイマー氏が米The Hollywood Reporterに証言しているが、一方のヴァルも続編の制作が発表されたときから“なんとしてでも出演したい”と思っていたそうで、すぐに自身のエージェントにメールしたことを米USA TODAYに明かしている。
『Jimmy Kimmel Live!』でマーヴェリックとアイスマンの再会シーンの映像が流れたあと、「とても感慨深いものがあります。ヴァルとは何十年も前から知り合いですが、彼が戻って来てあのキャラクターを演じてくれたんです。彼はとてもパワフルな俳優で、瞬時にあのキャラクターになりきってくれました。私の目の前にアイスマンがいました」と語ったトムは、番組司会者のジミー・キンメルから、「あのシーンを撮影したとき、あなたたちは泣きましたか?それとも、(泣いたのは)私だけしょうか?」と聞かれると、こう答えた。
「泣いてしまいました。感情的になりました。彼はとても素晴らしい俳優で、私は彼の仕事が大好きなんです」
続けて、ジミーが『トップガン マーヴェリック』には飛行シーンなどのスタントだけを重視しているわけではなく人情もあると指摘すると、トムは「涙もあります」と付け加えた。(フロントロウ編集部)