チャールズ国王が“見習いおじいちゃん”だった頃を振り返る
イギリス王室のチャールズ国王には、長男のウィリアム皇太子とキャサリン妃のあいだに生まれたジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王子、次男のヘンリー王子とメーガン妃のあいだに生まれたアーチーとリリベットという5人の孫がいる。カミラ王妃にも4人の孫がおり、米Marie Claireによると、この4人の孫たちともチャールズ国王はよく一緒に過ごしているという。
今でこそ9人の孫を持つ“立派なおじいちゃん”であるチャールズ国王だが、初孫であるジョージ王子が生まれて間もない頃は、孫に対する姿勢が今ほど自然ではなかったとボディランゲージの専門家であるジュディ・ジェームズ氏はMarie Claireに話す。
「初孫であるジョージ王子が生まれたときチャールズ国王は65歳で、彼はまだ『見習いおじいちゃん』でした。(ジョージ王子が幼かった頃と比較して)シャーロット王女やルイ王子、カミラ王妃の4人の孫たちには、より自信に満ちた実践的なアプローチをしていることが、彼の身ぶりからうかがえます」
“見習いおじいちゃん”であることは、ジョージ王子の抱き方にも表れていたそうで、ジェームズ氏は「2人が一緒に写っている数少ない写真の中で、チャールズ国王はジョージ王子を不発弾のように抱えているように見えます。愛情は伝わってくるのですが、ゆったりとした触れ合いや抱っこには抑制的な印象があります」と指摘。
ちなみに、ジェームズ氏は、チャールズ国王がジョージ王子を他の孫たちとは少し違った扱いをすることがあるのは、王子が将来的に国王となる立場であることも関係しているとの見方を示すと同時に、2人の関係を「恐らく情熱や目的、相互の尊敬といった、非常に深い絆につながる、ゆっくりと燃え上がるような関係です」と表現している。(フロントロウ編集部)