『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の悪役で娘のジョブ・トゥパキ/ジョイの初登場映像を独占解禁!(フロントロウ編集部)

ジョブ・トゥパキの衣装も見どころの『エブエブ』

 各映画賞を総なめにしており、2023年アカデミー賞も最多受賞するだろうと予想されている映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』。『スイス・アーミー・マン』の監督デュオであるダニエルズが手掛けた長編映画2作目で、アジア系アメリカ人の家族の物語×マルチバースという、これまでになかったと断言できるクセ強映画だ。

 主人公は60代女性エヴリン。ある日“別のユニバースからきた”夫のウェイモンドに、自分は宇宙を救う救世主だと告げられる。しかも、宇宙を滅ぼすかもしれないのは娘! 大混乱となったエヴリンだけど、マルチバースにジャンプしたことで覚醒し、カオスな戦いが進んでいく…!

 エヴリン役のミシェル・ヨーと、ウェイモンド役のキー・ホイ・クァンが注目を集めているが、娘ジョイであり、世界の敵となるジョブ・トゥパキを演じるステファニー・スーも見逃せない。というのも本作のコアの部分には、母娘の絆と壮大な親子喧嘩という要素もあるから。世界を滅ぼすかもしれない存在のジョブ・トゥパキだが、本作は敵を分かりやすくダークには描かない。むしろ真逆にカラフルで、衣装デザイナーはシャーリー・クラタで、彼女のスタイルが存分に発揮されたキャラクターとなった。

画像: シャーリー・クラタ。©Jimmy Marble

シャーリー・クラタ。©Jimmy Marble

 そしてこのたび、そんなジョブ・トゥパキの初登場シーンの映像を独占解禁。彼女が手をかざせば警官はキラキラしたコンフェッティになって飛び散るし、彼女は顔を前に後ろに動かすことだってできる。そして音楽はハッピーハッピーだ!

画像1: ジョブ・トゥパキの衣装も見どころの『エブエブ』
画像2: ジョブ・トゥパキの衣装も見どころの『エブエブ』
画像3: ジョブ・トゥパキの衣装も見どころの『エブエブ』
画像4: ジョブ・トゥパキの衣装も見どころの『エブエブ』
画像5: ジョブ・トゥパキの衣装も見どころの『エブエブ』
画像6: ジョブ・トゥパキの衣装も見どころの『エブエブ』
画像7: ジョブ・トゥパキの衣装も見どころの『エブエブ』

 本作のすごいところは、じつはほとんどがCGではなく実際に撮影されたということ。例えばエヴリンとジョイがソファに沈んでいくシーンは、誰かがレバーか紐のようなものを引くと2人がブクブクと沈んでいく仕掛けのソファを使って撮られたそうで、キャストみんなが楽しんでいたという。ステファニーは、先輩の名俳優たちに囲まれた本作の撮影は、毎日出勤して授業を受けられているようなものだったと話した。

 カオスでカラフルで、そして心温まる家族の物語『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は、全国の映画館で絶賛上映中!

(フロントロウ編集部)

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