ウィリアム皇太子とキャサリン妃が折り紙で鶴を折る
イギリス王室のウィリアム皇太子とキャサリン妃がロンドンにあるヘイズ・ムスリム・センターを訪問し、トルコとシリアで発生した大地震の救援活動に献身的に取り組む同センターの職員や、資金調達を行なった人たちに感謝の意を表した。
先月6日にトルコ南部で起きた大地震でトルコでは47,000人以上、隣国シリアでは6,000人以上が亡くなった。米Peopleによると、ヘイズ・ムスリム・センターはこれまでに29,000ドル以上の寄付を集めたという。
ヘイズ・ムスリム・センターの職員だけでなく、セーブ・ザ・チルドレンや英国赤十字社など各チャリティー団体の代表たちとも面会したウィリアム皇太子とキャサリン妃は、現地の状況や、彼らが行なった支援がどのような変化をもたらしているのか説明を受けた。また、リッチモンド地区の学校と協力して、トルココーヒーや手作りの焼き菓子、地元の学生たちが作った“希望の象徴”である折り鶴などを販売して、11,000ドル以上の寄付を集めたトルコ女性協会のスタッフとも交流。
このプロジェクトで何百羽もの折り鶴を作った学生2人にレクチャーを受けながら、折り鶴作りも体験した。
英The Timesの王室担当記者のバレンタイン・ロウ氏がツイッターで公開した動画には、キャサリン妃が折った鶴を見たウィリアム皇太子が「君のは飛行機のようなちゃんとした翼がある」と感心する様子が映っていた。(フロントロウ編集部)