2023年アカデミー賞授賞式のレッドカーペットでアシュレイ・グラハムからインタビューされたヒュー・グラントの態度が悪すぎて、逆に笑いのネタにされている。(フロントロウ編集部)

ヒュー・グラントの気まずすぎるインタビュー

 毎年アカデミー賞授賞式では、感動の受賞や俳優たちの交流など、多くの明るい話題がニュースになるが、ネガティブなことも起こりはするもの。今年2023年には、テレビ生放送中にモデルのアシュレイ・グラハムからインタビューを受けたヒュー・グラントの態度が悪すぎて話題になっている。

 イギリス人俳優のヒューといえば、これまでに何度もアカデミー賞には参加しているベテラン。インタビューは何百回、何千回と経験してきたはずだが、この日のヒューは様子がおかしかった。

 まず、アシュレイから、アカデミー賞に参加するうえで楽しみにしていることは何かと聞かれたヒュー。すると「あ~~~…、そうですね(笑)」と言葉に詰まってしまったが、「魅惑的ですし、人間的な温かみがありますし」と答えて何とか対応。続けて、何を見るのが楽しみかという定番の質問をされたヒューだったが、「見る?」と聞き返し。そこでアシュレイは、受賞してほしい人や会うのが楽しみな人はいるかなどと助け船を出したが、ヒューの回答は「とくには」

 ここで、見ている人も“おや?”と感じ始めたが、この日のヒューの対応は最後までこのような感じだった。アシュレイも定番の質問で乗り切ろうと、彼が着ていたスーツについて質問するが、「ただの私のスーツですよ」「テーラーは誰だったか思い出せない」と言われて会話は終了。そして映画『ナイブズ・アウト: グラス・オニオン』にカメオ出演していることについて、撮影は楽しかったかと聞かれたヒューは、「でも私はほとんど出ていないですよ。3秒ぐらいしか」と答えた。

 ヒューがこのインタビューをしたくなかったのは明らかで、アシュレイも最後には「オーケー。オーライ。オーケー(笑)」とコメントし、会話を終了。しかもヒューは、アシュレイの「話せて楽しかったです」という言葉に「はい(Yeah)」とだけ答え、すぐにマイクを切り、眉毛を上げて「やれやれ」とでもいうような表情を見せた!

 その時アシュレイはカメラに向けて話しかけていたため、ヒューもカメラがまだ自分を映していることは分かっていたはずだが、一体彼に何があったのか。彼の態度の悪さや、彼とアシュレイの気まずすぎる会話は、もはやインターネット上で笑いのネタにされている。

 彼はこの数日前に、映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』の撮影現場で、子どもの付き添いで来ていた一般人の女性を、製作スタジオのエグゼクティブだと誤解し、彼女が現場について分かっていないことで怒ってしまったと告白。後悔している様子を見せていたが、その数日後に今度はこんな事態に。世間の反応を見ていると、また後悔することになるかもしれない。

(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.