ウィル・スミス、2023年アカデミー賞の日は近くにいた
現地ロサンゼルス時間の2023年3月12日に開催された第95回アカデミー賞。映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』が最多受賞を果たし、会場では多くの業界関係者が交流した。しかし現場で姿を見られなかった人も…。
昨年2022年のアカデミー賞で司会者のクリス・ロックをビンタしたことで、アカデミー賞授賞式を含む映画芸術科学アカデミー主催のイベントから10年の出禁となったウィル・スミス。アカデミー賞において、各部門の受賞者は去年の受賞者が発表することが多いため、2022年に主演男優賞を受賞したウィルも通常であれば今年の授賞式に参加するはずだった。
しかしイベントから出禁になり、映画芸術科学アカデミーの会員からも辞退したウィルは当然参加できず。そんな彼はこの日、どこにいたのだろうか? アカデミー賞はロサンゼルスのハリウッド大通りにあるドルビーシアターで開催されたが、ウィル自身もロサンゼルス市内にいたよう。LAで車を走らせる姿が目撃されており、この日は友人とともに時間を過ごしたと見られる。
ウィルや彼の妻ジェイダ・ピンケット・スミス、3人の子どもたちはアカデミー賞の日にインスタグラムなどを更新することはしておらず、静かに過ごしたよう。
ちなみに、今年のアカデミー賞授賞式のためには、ウィルの出来事がきっかけとなって危機管理チームが採用。また、今年の司会者を務めたコメディアンのジミー・キンメルは、オープニングですぐに、「もし、この劇場にいる誰かがショーの最中に暴力行為を行った場合、あなたはアカデミー主演男優賞を受賞し、19分間の長いスピーチをすることを許されるでしょう。でも、真面目な話、アカデミー賞には危機管理チームがいるんですよ。もし、ショーの最中に予測不可能なことや暴力的なことが起こったら、昨年と同じようにその場に座り、何もしないでください。加害者を抱きしめてあげるのもいいかもしれませんね」とウィルの騒動をイジっていた。
(フロントロウ編集部)