数多くのセレブをクライアントに持つ、人気スタイリストのロー・ローチがスタイリストを引退すると宣言した。(フロントロウ編集部)

ゼンデイヤをファッションアイコンにしたロー・ローチが引退宣言

 ゼンデイヤをファッショニスタへと導き、これまでメーガン・ジー・スタリオン、ハンター・シェイファー、ケリー・ワシントン、トム・ホランドなど数々の人気セレブたちのスタイリングを手掛けてきたスタイリストのロー・ローチ。

画像1: ゼンデイヤをファッションアイコンにしたロー・ローチが引退宣言

 2019年に開催されたファッションの祭典メットガラにてシンデレラ姿で登場したゼンデイヤに魔法をかけ、ドレスを光らせるパフォーマンスでも話題になったローが、順風満帆なキャリアを築いているなか、突如引退すると宣言。

 先日もアカデミー賞授賞式やアフターパーティーで多くの人気セレブのスタイリングを担当したローだが、いきなりインスタグラムで「私のカップは空っぽです...。長年にわたり、私と私のキャリアを支えてくださった皆様に感謝します。自分のイメージを私に託してくれたすべての人に私はとても感謝しています。もしこのビジネスが服のことだけだったら、一生やっていけると思うのですが、残念ながらそうではありません。政治、嘘、偽りの物語が、ついに私を捕らえたのです。あなたの勝ちです...。私は辞めます」と発表。

画像2: ゼンデイヤをファッションアイコンにしたロー・ローチが引退宣言

 セレブ界でも1位2位を争うほどの人気スタイリストの引退宣言に衝撃を受ける人が多く、ローが引退宣言したインスタグラムの投稿のコメント欄には、ナオミ・キャンベルは「ロー、私はあなたにそんなことをさせません!!!!」と、アディソン・レイは泣いている顔の絵文字をつけて「どういうこと」と、ヴァレンティノ(Valentino)のデザイナーであるピエールパオロ・ピッチョーリは「噓でしょ」などとコメントしていた。

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 ローの言葉からは、引退の背景にはファッション業界の舞台裏で起きる権力争いなど人間関係の暗い部分があったことが見受けられる。そんな発表を受け、SNSでは、先日のル イ・ヴィトン(Louis Vuitton)のショーで、ローが一緒に参加したゼンデイヤと同じ最前列ではなく後ろの席に回されたことを指摘する声があがっている。

(フロントロウ編集部)

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