ウィリアム皇太子にとって“ある存在”が大きなストレスになっている
イギリス王室のウィリアム皇太子と妻のキャサリン妃にとって“ある存在”が大きなストレスになっていることが、王室伝記作家のトム・クイン氏によって明かされた。
ウィリアム皇太子夫妻にストレスを与えている存在と聞いて真っ先に思い浮かぶのは、王室を批判するような言動を繰り返している弟のヘンリー王子とメーガン妃だが、この2人よりももっと身近な存在がストレスのもとになっているという。
つい最近、『Gilded Youth: An Intimate History of Growing Up in the Royal Family(原題)』を出版したクイン氏は、米Fox News Digitalのインタビューで「キャサリン妃のほうが落ち着いています。対して、ウィリアム皇太子は若干短気なところがあります。ヘンリー王子の本にもそれを示すエピソードが書かれていますが、キャサリン妃はとても冷静なんです」としたうえで、こう主張している。
「キャサリン妃もウィリアム皇太子もとても穏やかに見えますが、いつもそうとはかぎりません。ウィリアム皇太子とキャサリン妃にとって大きなストレスは、つねに側近に囲まれていることですからね」
立場上、側近に囲まれながらの生活は仕方がないとはいえ、たしかにストレスがたまりそう。昨年の夏、ウィリアム皇太子とキャサリン妃はそれまで暮らしていたロンドンのケンジントン宮殿からバークシャーのアデレード・コテージに引っ越したが、新居は4ベッドルームの簡素な物件ということもあって住み込みのスタッフがいない。引っ越しをした理由は子どもたちの学校のためだと言われているが、もしかしたら家族水入らずで過ごすことができるのも理由のひとつだったのかもしれない。
ちなみに、キャサリン妃は“普通”でいることをとても重視しているそうで、クイン氏は「キャサリン妃は以前、『私たちも他のカップルと同じように仲違いする日もあれば、お互いに口をきかない日もあります』と言っていました。彼らは、子どもを持つことや仕事など、人生に起こるあらゆることに同じストレスを抱える普通の夫婦として見られたいと思っているのです」とも語っている。(フロントロウ編集部)