キー・ホイ・クァンが『インディ・ジョーンズ』に出演したときの裏話を語る
映画『インディ・ジョーンズ／魔宮の伝説』のショート・ラウンド役で知られるキー・ホイ・クァンが、先日、授賞式が行われた第95回アカデミー賞で助演男優賞に輝いた。キーが出演した映画『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は作品賞も受賞し、プレゼンターを務めたインディ・ジョーンズ役のハリソン・フォードとの“感動の再会”も大きな話題になった。
アカデミー賞授賞式で作品賞のプレゼンターを務めたハリソン・フォードと受賞の喜びをわかち合うキー・ホイ・クァン。
『インディ・ジョーンズ／魔宮の伝説』は“オスカー俳優”となったキーの映画デビュー作。劇中ではハリソン扮するジョーンズ博士と抜群のコンビーネーションを見せていたが、それまで子どもとの共演経験がほぼなかったハリソンとどのようにして絆を深めていったのか？ キーは米Yahoo!に当時のことをこう振り返った。
「彼は私が今まで会ったなかで最も寛大な俳優のひとりです。演技をするのは初めてだったので、彼はつねにカメラのうしろでスティーヴン（・スピルバーグ）が私の演技を引き出すのを手伝ってくれました。スリランカにいたときはみんな同じホテルに滞在していたので、撮影が終わったら、（ホテルのプールに）泳ぎに行っていました。それまで泳ぎ方を知らなかったんですが、ハリソン・フォードが教えてくれたんです！今でもそのことに感謝しています」
ハリソンがキーに泳ぎ方を教えてあげるところを想像するだけで微笑ましい。ちなみに、今年6月に約15年ぶりとなる新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開予定だが、Yahoo!のインタビューで機会があったらまたショート・ラウンドを演じたいかと聞かれたキーは、「間違いなく即座に（オファーを）受け入れますね。大人になったショート・ラウンドを見ることができたら最高ですし、もし自分が演じることができたらそんなクールなことはないと思います。最新作も一番乗りで見に行きますよ。インディ・ジョーンズを演じられるのはハリソン・フォードだけですから、彼が再びフェドラハットをかぶり、鞭を振るう姿を見るのが楽しみです」と答えている。（フロントロウ編集部）
