トム・クルーズの命懸けのスタントに母が絶句
映画『ミッション:インポッシブル』シリーズをはじめ、これまでに数多くのアクション映画で主演を務めてきた俳優のトム・クルーズは、命の危険と隣り合わせのスタントも自らこなすことで知られているが、トムの母はそんな息子を見て気が気ではなかったようだ。
『ミッション:インポッシブル』には映画史に残る名スタントシーンがいくつも存在するが、なかでも2015年公開の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』で離陸する敵の軍用機「A400」にしがみつくシーンは、2017年に他界したトムの母メアリー・リー・サウスを恐怖に陥れたという。
同シーンを見た母の反応について、トムは米トーク番組『Jimmy Kimmel Live!(原題)』でこう振り返った。
「『ローグ・ネイション』でA400の側面に乗っている姿を(母に)見せたら、『ハニー、あの飛行機の側面にいるのはあなたなの?』と確認されました。私が『はい』と答えたら、『あぁ、内緒にしておいてくれてよかった。(こういうことは)知らなくてもいい』と言われました(笑)」
ちなみに、トムは子どもの頃から母の目を盗んで“危険な遊び”をしていたそうで、昨年、カンヌ国際映画祭に出席した際に「母は台所にいました。(母が見ていないことを確認して)屋根から飛び降りました。飛び降りた瞬間、『無理だ。これはひどい。僕は死ぬんだ』と思いました。そして私は激しく地面に叩きつけられました。幸運にも地面は濡れていました」と、もし母が見ていたら悲鳴をあげそうなエピソードを明かしている。(フロントロウ編集部)