『ハリー・ポッター』シリーズがドラマとして帰ってくる!? 以前から噂されるリブート版の制作が実現間近だという。(フロントロウ編集部)
『ハリー・ポッター』シリーズのドラマ版、始動まであと一歩
『ハリー・ポッター』シリーズのドラマ版が、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのストリーミング・サービス「HBO Max」で制作されるかもしれないというニュースを2021年にフロントロウでお伝えしたが、ドラマ版の始動まであと一歩のところまできているとBloombergやVarietyといったアメリカの大手メディアが報じている。

©︎1492 PICTURES/HEYDAY FILMS/WARNER BROS / Album/Newscom
最終作の公開から10年以上経った今もなお根強い人気を誇る『ハリー・ポッター』シリーズの続編をめぐっては、ワーナー・ブラザースのトップが原作者のJ.K.ローリング氏が同意してくれるなら『ハリー・ポッター』の映画を“もっと増やしたい”と公言しているほか、以前から映画版のオリジナルキャストで舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を映画化して欲しいという声が絶えない。
映画版のもとになったローリング氏の原作は『ハリー・ポッターと賢者の石』、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』、『ハリー・ポッターと死の秘宝』の全7巻からなるが、Bloombergによると、ドラマ版は映画と同じく原作がベースになるそうで、1シーズンにつき本1冊を描く予定だという。
ちなみに、現在、ワーナー・ブラザースとローリング氏が話し合っているところで、まだ契約は締結していないというが、ドラマ化が実現すれば、ハリー、ロン、ハーマイオニーを演じる新たなキャストを見つけることになる。
“あの人”はリブート版の制作に賛成!
リブート版の制作をめぐって賛否はあるものの、映画版で主人公の親友ロンを演じたルパート・グリントは賛成だそうで、「『ハリー・ポッター』をぜひテレビ番組化してほしいです。絶対にうまくいくと思います。どのみち、映画はリメイクされると思いますが」と、今年1月に英GQに掲載されたインタビューで語っている。
ただし、その一方で、「バトンタッチして、他の人にロンを演じてもらうという気持ちもあります。でも、彼(ロン)のことになるとつい過保護になってしまうので、(他の人がロンを演じるのは)奇妙な感じもします。僕はとても彼に共感できたし、彼に命を吹き込むために選ばれました。それを手放すのは難しいことです。けれど、そうするのもいいかもしれませんね」と、自分以外の誰かがロンを演じることに少々抵抗もあると複雑な胸の内も明かしている。(フロントロウ編集部)

















