『ハリー・ポッター』シリーズのドラマ版、始動まであと一歩
『ハリー・ポッター』シリーズのドラマ版が、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのストリーミング・サービス「HBO Max」で制作されるかもしれないというニュースを2021年にフロントロウでお伝えしたが、ドラマ版の始動まであと一歩のところまできているとBloombergやVarietyといったアメリカの大手メディアが報じている。
最終作の公開から10年以上経った今もなお根強い人気を誇る『ハリー・ポッター』シリーズの続編をめぐっては、ワーナー・ブラザースのトップが原作者のJ.K.ローリング氏が同意してくれるなら『ハリー・ポッター』の映画を“もっと増やしたい”と公言しているほか、以前から映画版のオリジナルキャストで舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を映画化して欲しいという声が絶えない。
映画版のもとになったローリング氏の原作は『ハリー・ポッターと賢者の石』、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』、『ハリー・ポッターと謎のプリンス』、『ハリー・ポッターと死の秘宝』の全7巻からなるが、Bloombergによると、ドラマ版は映画と同じく原作がベースになるそうで、1シーズンにつき本1冊を描く予定だという。
ちなみに、現在、ワーナー・ブラザースとローリング氏が話し合っているところで、まだ契約は締結していないというが、ドラマ化が実現すれば、ハリー、ロン、ハーマイオニーを演じる新たなキャストを見つけることになる。