ブラッド・ピットの元自宅には“他の住人”がいる!?
『ファイト・クラブ』や『マネーボール』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などの代表作で知られる俳優のブラッド・ピットが、ロサンゼルスのロス・フェリス地区にある自宅を3,900万ドル(約51億円)で売却したことがわかった。ブラッドの元妻で俳優のアンジェリーナ・ジョリーと子どもたちもかつてここで暮らしていた。
ブラッドがこの家を購入したのは今から約30年前の1994年で、元々はホラー・コメディ映画『エルヴァイラ』で主人公のエルヴァイラを演じたカサンドラ・ピーターソンが住んでいた。そのカサンドラによると、この家は「呪われた家」なのだという。
カサンドラはこの家に住んでいたときにさまざまな心霊現象を体験したそうで、「2階で人が歩いているのを見たことがあります。(その姿はまるで)本物の人間でした。あるときは、階下の暖炉の前に座っていました。また、あるときは私の寝室に入ってきて、そのまま出て行きました。プールの底に人が沈んでいるのを見たこともあります」、「幻覚ではありません。(ドラッグで)ハイになっていたわけでもありません。ただ、あれが何だったのか説明することはできません」と米Peopleに語った。
奇妙な出来事が起きるようになったのは住み始めた直後からで、“もうここに住み続けられるかどうかわからない”というところまできて、悪魔祓いをしてもらったこともあるという。
家を売ることになったとき、カサンドラはそのことをブラッドにちゃんと伝えたというが、ブラッドは怖がったり嫌がったりするどころか、むしろそれをクールだと思っていたそうで、「ブラッドにそのこと(心霊現象のこと)を話したら、とても気に入ってくれたんです。それがセールスポイントになるようなバイヤーはあまりいないと思うのですが、彼は『ああ、それはとても素晴らしいことだ』と言っていました」と、当時のブラッドの反応を振り返った。
ちなみに、ブラッドがそれほどまでに気に入っていた家を売ることにしたのは、4月1日からロサンゼルス市で導入された豪邸税(※500万ドル以上の物件を売却する際に売主に課せられる税金)が原因だと一部で言われているが、新恋人のイネス・デ・ラモンと新生活を始めるためという話もある。(フロントロウ編集部)