エマ・ワトソン、「魔女の仲間たち」に感謝
エマ・ワトソンが33歳の誕生日を祝して、33歳になる前にプライベートで経験したことをインスタグラムでシェアし、ベールに隠された私生活について珍しく明かした。
「33歳。すごいことです。29歳になる前にサターン・リターンという考えさえ知りませんでしたが、今はしっかり理解していることをお伝えします」と書き始めたエマ。
サターン・リターンとは土星が黄道を一周して元の位置に戻ることを指し、日本語では土星回帰と呼ばれている。占星術においては人生の大きな変化や自己の成長の時を示すと考えられており、27~30歳の時に起こる重要な出来事とされている。
エマも33歳になる前にサターン・リターンを感じさせる大きな変化や成長があったそうで、投稿のなかで、その内容を明かした。
「私は自分の人生から距離を置きました。サーフィンを(下手ながらも)習い、乗馬も習い(これはもっとうまくいった)、セラピーにたくさん通いました(イエーイ、セラピー!)。弟とコラボしてRenais Spiritsを立ち上げ、メキシコから犬と言うよりもはや天使と言えるソフィアを家族に迎え入れ、『ハリー・ポッター』のリユニオン・エピソードを撮影しました。祖父母にさようならを言い、自分のこれまでの歩みを辿り、女性向けの環境投資ファンドを立ち上げました。シュガー・レイ・レナード(※米プロボクサー)とピックルボール(※ラケットスポーツの一種)をプレイして、女友達も誘ってゴルフもやりました。自炊しようとして親指の爪を切り落としてしまい、数か月の間、片手だけで生活していました。悲しい気持ちになったり、腹が立つ出来事がたくさんありました。愛について、そして女性であることについて、より多く学びました。何年もかかってようやく、せめて数日は続けられる日課ができました。燃やしてしまったことがいくつかあります。今はグリーンな食生活をしていて、Squarespace(※ニューヨーク発のウェブサイト構築サービス)を使ってウェブサイトを作ることにハマりました。人生初のCMを監督しました」
そう語ったエマは、続けて、一緒に公開した6枚の写真に触れて、「これらの写真は、本当は昨年の誕生日に撮られたものなんです。ただ、まだコロナのコクーン(繭)から出る準備ができていませんでした。今日の私は(蝶の絵文字)な気分です」と、1年遅れで写真を公開した理由を説明。
そして最後に、「私が今の私になれるよう助けてくれた魔女の仲間たちに感謝します。あなたたちは私のアベンジャーズであり、つねに私を刺激してくれる存在で、最高にかっこいいです。こういうことは、一人で出来ることではない。絶対にそうです。そして最後に、私の弟であるアレックス・ワトソンにありがとう。難しい挑戦を見つける手助けしてくれたこと、時間を与えてくれたこと、たくさんの笑いに感謝します」と家族や仲間にメッセージを送り、その後、同じく感謝する相手として、Streetersのクリエイティブ・ディレクターであるジェシカ・ディール、美容サービスのThea Beauty、写真家のMack Breeden、アーティストのStory Slaughter、ライター兼ディレクターのLauren Meyering、ヘアからリストのDaniel Moon、プラダ、ラフ・シモンズ、エコフレンドリーな下着ブランドNaja、スキンケアブランドMV SKINTHERAPYをタグ付けした。