ニコラス・ホルトが『ミッション:インポッシブル7』出演を断ったワケ
俳優のニコラス・ホルトが、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』と『トップガン マーヴェリック』のオーディションを受けるも落ちたことや、出演が発表されていた『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』を降板した理由を英The Guardianに明かした。
ニコラスは、幼い頃から役者として活躍しており、子役時代に映画『アバウト・ア・ボーイ』や『ジャックと天空の巨人』で主演を務めたほか、子役を脱却したあとも話題作に多く出演し、マーベル映画『X-MEN』シリーズではビースト(ハンク・マッコイ)を熱演した。
「『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のスクリーンテスト(※)を受けたのですが、不合格でした。『トップガン マーヴェリック』のスクリーンテストも受けましたが、それも不合格でした。そのあと、トム・クルーズから電話がかかってきて、“『ミッション:インポッシブル』はどう?”と聞かれたので、“はい、やります”と答えました。でも、『THE GREAT 〜エカチェリーナの時々真実の物語〜』の続編に出ることが決まっていたので、断念せざるを得ませんでした」
※俳優が役柄に適しているかどうかを確認するために行われる映像によるテスト。
ニコラスがどの役で『トップガン マーヴェリック』のオーディションを受けたのかはわかっていないが、同映画の主演俳優でプロデューサーでもあるトム・クルーズの目に留まり、トムの別の主演作である『ミッション:インポッシブル』シリーズの続編への出演を打診されたが、スケジュールの都合がつかず、撮影前に“降板”というかたちになったよう。
ちなみに、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の主人公バットマン/ブルース・ウェイン役のオーディションを受けたニコラスは、最終的にバットマン役に抜擢されたロバート・パティンソンと衣装(バットスーツ)を着てスクリーンテストを受けたと米The Hollywood Reporterは伝えている。(フロントロウ編集部)