ジェイミー・フォックス、詳細不明の症状で緊急入院
米時間4月12日、『Ray/レイ』でアカデミー賞主演男優賞を獲得した俳優のジェイミー・フォックスが緊急入院したことが、娘コリーヌ・フォックスのインスタグラム投稿によって明らかになった。コリーヌは詳しい病状には触れなかったものの、ジェイミーは回復に向かっているとしている。
「フォックス家より。父のジェイミーが昨日、医学的な合併症に見舞われました。幸いなことに、素早い対応と治療のおかげで、すでに回復に向かっています。私たちは、父がどんなに愛されているか知っていますし、皆様からの祈りに感謝しています。どうか、この状況においてプライバシーを尊重していただけるようお願いします」
ボディダブルを投入して、キャメロン・ディアスとの撮影は続く
ジェイミーは現在、アトランタでNetflix映画『バック・イン・アクション(原題)』を撮影中。映画は、2014年に女優業を引退したキャメロン・ディアスの復帰作としても注目を浴びている。
People誌の情報によると、ジェイミーが病院に運ばれたのは火曜日。映画の撮影現場は水曜日は中断したものの、木曜日にはジェイミーの“影武者(ボディダブル)”を使って撮影が再開されたという。ボディダブルとは、顔が映らないシーンなどで俳優の代わりにカメラに映る影武者のような存在のこと。映画『ハリー・ポッター』でエマ・ワトソンの影武者を務めたフリック・マイルズは、シリーズのコアファンには知られた存在。
映画『バック・イン・アクション(原題)』は、キャメロンの俳優復帰作。彼女のカムバックは、2014年に映画『ANNIE/アニー』で共演したジェイミーの後押しもあって決まったことで、関係者は「キャメロンは、今回の映画の話が出た時、長年一緒に仕事をしてきたジェイミーに後押しをされ、出演することを決めたようです」とPeopleに語った。
キャメロンの映画出演が発表されたときには、ジェイミーが“NFLのスター選手トム・ブレイディの助けを借りながらキャメロンを電話で説得する“という音源を公開して、大々的にカムバックを宣伝していたが、そんなジェイミーが撮影不在となることに。一日も早い回復が待たれる。(フロントロウ編集部)