スマホ1台で息子を守り抜け!走り続ける母・ナオミ・ワッツを捉えた新場面写真
映画『デスパレート・ラン』は、主人公エイミーが人里離れた森でランニング中に、息子が通う高校でたてこもり事件が発生し、助けも移動手段もないなか、スマホ1台で事件解決に向けて走り続ける新感覚シチュエーション・スリラー。
主演兼プロデューサーを務めるのは『マルホランド・ドライブ』『ザ・リング』『キング・コング』等数々のハリウッド作品へ出演し、『21グラム』と『インポッシブル』で2度アカデミー賞®主演女優賞へノミネートされた実績を持つナオミ・ワッツ。愛する息子を守ろうと奮闘する母親役を、ほぼ全編を走り続ける渾身の体当たり演技で務め上げた。
監督を務めるのは、アンジェリーナ・ジョリー主演のスパイアクション大作『ソルト』のフィリップ・ノイス。
脚本には、ライアン・レイノルズが生き埋めにされ脱出を試みる男を演じたシチュエーション・スリラー『[リミット]』のクリス・スパーリングが名を連ね、先の読めないシーンがノンストップで展開していく全く新しいシチュエーション・スリラーが誕生した。
ナオミ・ワッツ演じるエイミーは、愛する夫を交通事故で亡くし、子どもたちもまだ心の傷が癒えずにいたが、平穏な日常を取り戻そうと懸命に日々を過ごしていた。今回到着した場面写真は、エイミーがスクールバスに乗り込む娘エミリーを見送り、「学校に行かない」とベッドに横たわる息子ノアに、小言を言いながらもコーヒーを届ける親子の日常の一コマを捉えたもの。
起き上がりそうもないノアを横目にエイミーは朝のランニングに出かけるのだが、この時はまさか息子が立てこもり事件に巻き込まれるとは知るゆえもなかった。
撮影当時50歳を過ぎていたナオミは、入念なランニングのトレーニングを重ね、撮影に参加。ほぼ全編走り続けるというハードな撮影に一切弱音も吐かず、この難役を見事に務め上げた。さらに、実生活でも2児の母親であるナオミは、子どもの危機に直面し、様々な感情が揺れ動く主人公を繊細に演じている。
俳優業に加え、自身の制作会社Jam Tart Filmsの運営や、更年期向け美容と健康ブランド「Stripes」の創設者兼CCOとしても活躍しているナオミ。インスタグラムでは自身の更年期の体験を赤裸々に明かしているほか、ノーメイクの素顔を公開するなどして、その等身大の姿で同世代だけなく、年上女性のリアルなレプリゼンテーション(表象)を求める下の世代からも高く支持されている。
年を重ねるたびに魅力が増す彼女が、新たな舞台に挑んだシチュエーション・スリラー『デスパレート・ラン』は、5月12日(金)に新宿ピカデリーほかにて全国公開。(フロントロウ編集部)