メットガラの会場となったメトロポリタン美術館の中でセレブたちを出迎えたのは、安藤忠雄によるセンターピースだった。(フロントロウ編集部)
安藤忠雄、90年代から親交あるカール・ラガーフェルドを称えデザイン
米時間5月1日に、メトロポリタン美術館で開催されたメットガラ。このガラは毎年メトロポリタン美術館にて5月からスタートする新展示の幕開けに開催されるもので、今年は、カール・ラガーフェルドのキャリアを探求する展示『Karl Lagerfeld: A Line of Beauty』が5月5日~7月16日に開催される。
通常、メトロポリタン美術館に入るとインフォメーション・センターがあるが、メットガラの日は特別なセンターピースが配置される。そのセンターピースを作るアーティストは毎年変わるが、今年は、日本人アーティストである安藤忠雄がデザインを担当。
リサイクルされたペットボトル数千本が使用されているそうで、リアーナをはじめ出席者たちはそれをバックドロップに、写真撮影を行なっていた。
カールと安藤忠雄は1990年代に出会ってから親交があり、安藤忠雄がデザインした建物をカールがカメラに収めた本『Karl Lagerfeld: Tadao Ando-Vitra House』をはじめ、さまざまなプロジェクトでコラボしてきた。そんな安藤忠雄は、このセンターピースだけでなく、新展示『Karl Lagerfeld: A Line of Beauty』の内部もデザインしているそう。(フロントロウ編集部)