ヘンリー王子はバッキンガム宮殿で家族と再会したのか?
現地時間5月6日にロンドンのウェストミンスター寺院で行われた父チャールズ国王の戴冠式に出席したヘンリー王子が、戴冠式が終わったあと、バッキンガム宮殿を訪れていたことが明らかになった。
ご存じの方も多いと思うが、2020年3月末をもってイギリス王室を離脱したヘンリー王子は、以降、インタビューやドキュメンタリー番組、著書などを通じて王室を批判したことが原因で家族とギクシャクした関係にある。戴冠式は王室の結束を示す場でもあることから、チャールズ国王の強い希望もあって招待されたが、5月6日は長男のアーチー王子の誕生日でもあることから妻のメーガン妃は出席せず、自宅があるアメリカに残った。また、ヘンリー王子もアーチー王子の誕生日に間に合わせるために、戴冠式が終わってから2〜3時間後にイギリスを発った。
事前に予想されていたとおり、戴冠式のあとにチャールズ国王や兄のウィリアム皇太子らがバッキンガム宮殿のバルコニーから挨拶を行なったときにヘンリー王子の姿はなく、後日、公開された家族写真にも写っていなかったが、英The Telegraphによると、ヘンリー王子はウェストミンスター寺院を出て空港に向かう前にバッキンガム宮殿に寄ったそうで、30分ほど滞在したという。
ただし、チャールズ国王を含むロイヤルファミリーのメンバーたちは戴冠式の任務で忙しかったため、ヘンリー王子は家族と話をするどころか顔も合わせていないとThe Telegraphは伝えている。(フロントロウ編集部)