『クリード 過去の逆襲』で初来日!「10年前から日本に来たかった」
スポーツ映画初、IMAX®認証デジタルカメラでの撮影を敢行して北米ではNo.1のオープニングとなった映画『クリード 過去の逆襲』で主演・初監督・製作総指揮を務めるマイケル・B・ジョーダンが初来日。本作のファイトシーンで、『はじめの一歩』、『メガロボクス』、『NARUTO -ナルト-』、『僕のヒーローアカデミア』といった日本アニメを参考にしたほど、大のアニメ好きであるマイケル。
約300人のファンが集まった後楽園ホールに立ち、「10年前から日本に来たかった」と感無量の様子で語ると、「『はじめの一歩』はここ(※後楽園ホール)が舞台のシーンがあったと聞いて、やばい、とオタク心が爆発している」「聖地巡礼の瞬間」と興奮気味の様子だった。
主人公アドニス・クリードの過去を描くオリジンストーリーである『クリード 過去の逆襲』については、“許すこと”のインパクトや、男性が感情を押し殺した結果何が起こるかという有害な男らしさ)、血の繋がりを超越したファミリー観、ヒーローが人生の苦境を経験して勝利するアンダードッグのストーリーを描きかったとしたマイケルは、日本のファンに「とにかく映画を観て欲しい」と伝えた。
マイケル・B・ジョーダン、来日イベントで見せた7つの良い人行動
ファンからの「愛してる」コールに「俺も愛してる」
ジャパンプレミア レッドカーペットイベントでは、フォトコールや取材に対応しながら、ステージとなったボクシングリングを囲むファンに意識を向けるのを忘れなかったマイケル。ちょっとした時に手を振ることもあれば、フォトコール中にファンから「アイラブユー(愛してる)」とシャウトされると、「アイラブユートゥー(俺も愛している)」とシャウトバック。
メディア取材中には、ファンに手をふりふり。はにかむ笑顔がたまらない。ちなみにこの直前、ポケットから何かを出したと思ったら、リップクリームをぬりぬりしていた。リップの保湿ケアは万全。#クリード来日 pic.twitter.com/20dhfGfwPq
— フロントロウ | グローカルなメディア (@frontrowjp) May 17, 2023
通訳さんの仕事ぶりに感心
スタッフへのリスペクトも忘れないマイケル。自身の長いコメントを通訳さんがしっかり訳したあとには、うしろを振り返って、“素晴らしい仕事ぶり”というかのうように拍手。
ファン対応に約40分! サインと撮影だけでなくトークも
この日集まったファンは約300人。ファンとの交流タイムになると、ゆっくりと巡って写真撮影やサインに対応。印象的だったのは、ファンが何かを伝えようとすると、身を乗り出してそれを聞こうとしていた姿。流れ作業ではなく、しっかり目を見たファン交流をしていた。
興奮MAXのファンにも優しく声かけ
ファンサービス中には、興奮MAXになったあるファンの声量が大きくなってしまっているのに気づいたマイケルが、「分かってる。大丈夫だからちょっと待って」となだめるシーンが。その後、その言葉どおり、そのファンのところに行って笑顔で写真撮影していた。
世界チャンピオンが出てくると、自分から挨拶&声かけ
日本の歴代世界チャンピオンである薬師寺保栄氏、飯田覚士氏、西岡利晃氏、山中慎介氏が登場すると、かっこいいと言うかのように「ふぅ~」とリアクション。チャンピオン4人全員にマイケルの方から握手を求めに行くという低姿勢ぶり。通訳さんがいなくても関係なしで、全員に話しかけて会話をしようとしていた。
チャンピオンたちのコメントを心から喜ぶ
「この映画は、ボクサーが観ても納得してくれる作品にしたかった」と語ったマイケル。その言葉どおり、マイケルの言動からは日本のアスリートたちへのリスペクトが強く感じられ、チャンピオン4人が映画をすでに観たことを知ると、「観てもらえているんですか!? 嬉しいです!」と本当に嬉しそうだった。
自分から“ファイティングポーズ”をチャンプたちにおねだり
映画『クリード 過去の逆襲』仕様のチャンピオンベルトをもらい、みんなで並んで記念撮影をすることになったマイケル。チャンピオンたちとファイティングポーズで写りたかったようで、“やろうよ”といった感じで、みんなにおねだりして念願のショットをゲットしていた。
念願の初来日なだけに、アニメの“本場”である日本を散策したいと言っていたマイケルは今後どこに出没するのか? マイケルの日本愛もつまった映画『クリード 過去の逆襲』は5月26日(金)全国ロードショー。(フロントロウ編集部)