映画『マイティ・ソー』シリーズのヴォルスタッグ役で知られる俳優のレイ・スティーヴンソンが亡くなった。58歳だった。(フロントロウ編集部)

レイ・スティーヴンソンが58歳で死去

 マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の映画『マイティ・ソー』シリーズのヴォルスタッグ役や、インド映画『RRR』の総督役で知られる俳優のレイ・スティーヴンソンが、現地時間5月21日に亡くなったことを所属事務所が明らかにした。58歳だった。

 死因は公表されていないが、Irish Mirrorによると、レイはイタリアのイスキア島で新作映画『Cassino in Ischia(原題)』の撮影中に体調を崩し、現地の病院に緊急入院した。

画像: 2013年11月にロサンゼルスで開催された映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のワールドプレミアイベントにて。左からソー役のクリス・ヘムズワース、オーディン役のアンソニー・ホプキンス、ヴォルスタッグ役のレイ・スティーヴンソン、ホーガン役の浅野忠信。

2013年11月にロサンゼルスで開催された映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のワールドプレミアイベントにて。左からソー役のクリス・ヘムズワース、オーディン役のアンソニー・ホプキンス、ヴォルスタッグ役のレイ・スティーヴンソン、ホーガン役の浅野忠信。

 『マイティ・ソー』シリーズでウォリアーズ・スリーのメンバー、ホーガンを演じた俳優の浅野忠信氏は、訃報を受けて、自身のインスタグラムに同映画の場面写真を投稿し、「レイ・スティーヴンソンさん、とても悲しいです。レイはいつも本当に優しく、私が初めてのアメリカでの仕事でろくに英語もできないのにいつもご飯に誘ってくれて、一緒にギターを弾いて歌って色々なものをくれて、本当に大好きな人だったから本当に悲しい。先日もインド映画を見た時にレイが出ていて最高に楽しませてもらって思わず連絡したらすぐ返事をくれて、また会えるのが楽しみだったから信じられないよ。レイさん、本当にありがとうございました。あなたの優しさを忘れません。どうか安らかに」とつづった。

 また、MCUの映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの監督として知られるジェームズ・ガンも、ツイッターを更新し、「なんてことでしょう。レイ・スティーヴンソンが若くして亡くなったことを聞いて、とても残念に思います。彼のことは『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』のポストクレジットシーンの撮影や、イベントでのやりとりを通して少し知っている程度でしたが、笑いもあり、一緒に仕事をするのが楽しい人でした。私の心は彼の家族と友人とともにあります」と、その早すぎる死を惜しんだ。

(フロントロウ編集部)

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