マッツ・ミケルセンの友人が『インディ・ジョーンズ』出演を予言!?
ハリソン・フォードがインディ・ジョーンズを演じるのは最後となる映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』に、元ナチスの科学者フォラー役で出演する俳優のマッツ・ミケルセンが、出演オファーを受ける前に友人と“運命的な会話”をしていたことを米Vanity Fairに明かした。
15歳のときに『インディ・ジョーンズ』シリーズをレンタルして、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』を10回は見たと話すマッツは、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』に出演が決まる直前に友人とこんな話をしたという。
「おもしろい話があります。(出演オファーを受ける)その前の週に、友人がちょうど私が悪役として出演したフランチャイズ映画を列挙していたんです。彼は“信じられない”という様子でした。私はこれまでに色々な作品(有名映画シリーズ)に出演しました。デンマーク人の私にとっては考えられないことです。自分でも“どうしてこうなったんだろう?”と思います。(そんな話をしているときに)彼が『じゃあ、あとはインディ・ジョーンズだけだね』と言って、笑ったんです。そして、1週間後くらいに、(出演オファーの)電話がかかってきました。その友人に伝えるのが待ちきれませんでした」
まさに予言的中。友人の言葉に導かれるように、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』への出演が決まった。
ちなみに、すでに世界観が確立されたフランチャイズ映画で悪役を演じるにあたって、何か心がけていることはあるかという問いに、マッツは「『スター・ウォーズ』でも、『007』でも、『インディ・ジョーンズ』でも、まずは自分のいる世界を理解することが大事だと思います。どの作品にもある種のトーンというものがあります。つねに明確にあるわけではありませんが、ないときはわかるものです。『枠に収まろう。枠を少し広げるのはいいけど、枠からはみ出してはいけない』という感じでやるようにしています」と答えている。(フロントロウ編集部)