ジェイコブ・トレンブレイが実写版フランダーを絶賛
ディズニーの人気アニメを実写化した映画『リトル・マーメイド』の英語版で、主人公のアリエルの幼なじみで親友のフランダーの声を担当したジェイコブ・トレンブレイが、実写版のフランダーのビジュアルをめぐる議論にコメントした。
アニメ版のフランダーは、黄色に水色のしま模様が入った鮮やかな色合いとふっくらした見た目が特徴的だが、実写版のフランダーはアニメ版とは異なり、よりリアルな魚の姿をしている。同様に、カニのセバスチャンもアニメ版とは異なる姿をしている。
ビジュアルの変化をめぐって一部のファンから戸惑う声もあがっているが、ジェイコブは実写版のフランダーの姿を「とても気に入っている」と話す。
Yahoo Canadaのインタビューに応じたジェイコブは、「じつはオーディションのときに実写版の原画を見せてもらったんですが、そのときからすごくいいなと思っていました」と言うと、「何がすごいって、すべて本物の生き物なんです。映画に登場する生き物たちは、どれも海中で見ることができます。それを実現したのは本当にクールなことだと思います」と続けた。
ちなみに、映画『ルーム』や『ワンダー 君は太陽』などの出演作で知られるジェイコブは現在16歳。実写版『リトル・マーメイド』の制作が始まってから公開されるまで数年かかったこともあり、フランダーの声の収録をしたときは声変わりをする前だった。
今の自分の声とはかけ離れているため、フランダーの声(=若い頃の自分の声)を聞いても「自分の声であることを忘れてしまう」こともあるほどだそうで、「ちょっとした話題になっているみたいですが、あの頃の僕の声は今とは全然違います。なので、当時は高い音もたくさん出すことができました」と語っている。(フロントロウ編集部)