地球にもからだにもやさしいタブレット型歯磨き粉
身近なものの中でも再利用が難しいひとつが、歯磨き粉が入っているプラスチックチューブ。分解されるまでおよそ500年かかるとされているのだから、それは責任が負えないということと同等であると言っても過言ではない。
そんなプラスチックの問題に向き合って開発されたのが、プラスチックチューブを使わないタブレット型歯磨き粉「Soorb」。
使い方は、タブレットを一粒かるく嚙み砕いてからいつも通り歯磨きをするだけと簡単。シンプルな処方で幅広い世代が使えて、朝食前の歯磨きなどにもおすすめ。小分けがしやすいタブレットで、水もあまり使わないため登山やアウトドアシーンでも活躍してくれる。
未利用資源の卵の殻から作られた「バイオアパタイト」を利用
「Soorb」のサステナブルへの取り組みは容器だけでなく、歯磨き粉の成分にもこだわっている。年間25万トンも廃棄されている未利用資源の卵殻を卵殻膜と分離して、1000度の高熱により処理生成したバイオアパタイトが主成分。
バイオアパタイトは高熱で処理されているためアレルゲンを含まず、一般的なホワイトニング歯磨きでよく使われる鉱物由来アパタイトに比べて、高い吸着力と生体親和性を持っている。歯垢や色素、ニオイの原因物質を吸着する力にも優れていて、歯磨き粉に欲しい機能性が高いのも嬉しい。
そのほかの成分も、自然由来の100%食品由来〔でんぷん由来・とうもろこし由来・植物由来〕成分のみで処方し、研磨剤・発泡剤は使わないシンプルなフリー処方。地球にもからだにもやさしい「Soorb」はAmazonで販売中で、順次拡大予定。(フロントロウ編集部)