ツイステンことカレル・アシェンブレナーが19歳で死去
ここ数年ますます盛り上がりを見せているeスポーツ。世界大会などが開催され、世界中で競技人口が爆発的に増えているeスポーツの選手としてフランスNo.1のチームと言われる「Vitality」に所属していたツイステンことカレル・アシェンブレナーの訃報が流れた。
Our first regular #VCTEMEA season is over. Still very sad we didn't make it to the Tokyo. All I wanted to say I wouldn't choose any different people to go through this feeling than my teammates. This season had lot of up and downs but we never stopped and tried our best until… pic.twitter.com/FzurQyAkFa
— Twisten (@TwistenVAL) May 27, 2023
チェコ出身のツイステンは19歳とまだ若く、eスポーツ界の若きスターだったが、長年うつ病と闘っていたようで、2023年の2月には「もう2年以上もうつ病と付き合っています」と声明を発表。
その際「自傷行為をしてしまい、数日間ひどい状態になり、すべてを終わりにしようと思っていたのですが、父に助けられました。深刻な問題を抱えた人が入院する "最悪 "の精神科病院に数日入院しました。その後、私は新たなスタートを切り、ありがたいことに、自分を取り戻すことができました。人間として、そしてプロのeスポーツ界のアスリートとして、最も困難な時期でした。でもそのあと、自分がなぜゲームをやっているのか、自分にとってチームがどういう存在なのかを知ることができました」と当時のことを振り返っていた。
そして6月7日に「おやすみ」とツイートし、その後ツイステンはツイッターを更新することはなかった。
Good night
— Twisten (@TwistenVAL) June 6, 2023
ツイステンの訃報には、同じチームのゴリラことハリー・メファム「今朝、最も親しい友人の1人で、私の弟のような存在だった人が自ら命を絶ったというニュースで目が覚めました。今感じている悲しみや虚しさは、言葉では言い表せません。私は彼を愛していましたし、それはこれからも変わりません。彼の好きだった番組からの引用と、私が落ち込んでいるときに彼がよく言っていた言葉で、この場を締めくくります。『もし、落ち込み、自分には何か物足りなさを感じているのなら、心を燃え上がらせてください』。安らかに眠ってください、みんなあなたを愛しています」とツイートして追悼した。
I woke up this morning to the news of one of my closest friends, someone who genuinely felt as if he was my brother, taking his own life. Words can not describe the grief or emptiness i’m feeling right now. I loved him and forever will.
— Vitality Gorilla (@gorillaVL) June 7, 2023
I’ll leave this with a quote from his… https://t.co/5oO7IlUqTl
(フロントロウ編集部)