定番のファミリー映画『ホーム・アローン』にあの人がカメオ出演?!
『ハリー・ポッター』シリーズなどで有名なクリス・コロンバスが監督を、マコーレー・カルキンが主演を務めた1990年公開の映画『ホーム・アローン』。
クリスマスに家族でパリに旅行に行くはずが、慌て者の家族たちに自宅に取り残されてしまった8歳の少年・ケビンが、2人組の強盗から家を守るためにアイディアを駆使して泥棒たちと対決するという、世界的大ヒットを放ったファミリーコメディで、その後シリーズ化もされ『ホーム・アローン5』まで制作されており、2021年にリブート版『ホーム・スイート・ホーム・アローン』も配信されている。
この大ヒット映画には、なんと伝説のミュージシャン、エルヴィス・プレスリーがカメオで出演しているのではないか?という奇想天外なウワサがある。
キャストも認めた!? エルヴィスに似たエキストラの男性
エルヴィスのカメオ出演が疑われる問題のシーンとは、ケビンを置いてきてしまった事に気づいたキャサリン・オハラ演じるケビンの母ケイトが、自宅に戻るために空港職員に交渉している場面。ケイトの後ろに並んでいる、ひげを生やしたタートルネックの服を着た男性がエルヴィス・プレスリーなのでは、と一部のファンの間で長年囁かれている。
この男性の目もとの様子がエルヴィスの目によく似ているということ、なかなか進まない列にイライラして頭を左に傾ける様子が、コンサート中にエルヴィスが頻繁に行っていた頭を動かす動作とよく似ているということが、このウワサの根拠となっている。
さらにクリス・コロンバス監督は、本作を監督するより前に『ハートブレイクホテル』という作品を監督している。本作は、交通事故で入院した母親がエルヴィス・プレスリーの熱狂的なファンなので、夢を叶えてあげようと子どもたちがエルヴィスを誘拐するというドタバタ・コメディ。エルヴィス役はデヴィッド・キースが演じたが、エルヴィスが題材となっているので、コロンバス監督はエルヴィスと繋がりがあったのでは?!とも言われている。
この都市伝説は広くキャストやスタッフにも知れ渡っているようで、2018年にアメリカのテレビ番組『レイト・ナイト・ウィズ・ジミー・ファロン』にマコーレーがゲストとして登場した際に、『ホーム・アローン』についての陰謀論を聞いたことがあるかと聞かれた。「いくつか聞いたことがあるよ。エルヴィスについてのもね!」と笑いながら認めたが、このウワサが嘘か本当かまでは言及はしなかった。
(フロントロウ編集部)