ダース・ベイダー役のヘイデン・クリステンセンが悩みを明かす
映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の10年後を描くドラマ『オビ=ワン・ケノービ』で、ダース・ベイダー/アナキン・スカイウォーカーを再演したヘイデン・クリステンセンが、“ある悩み”を米Varietyのインタビューで明かした。
同じく『スター・ウォーズ』フランチャイズのドラマ『キャシアン・アンドー』で、主人公のキャシアン・アンドーを演じるディエゴ・ルナと対談を行なったヘイデンは、ディエゴからダース・ベイダーの衣装を着ている姿を娘に見せたことはあるのか?と聞かれると、「ない」と答えた。
ヘイデンには元パートナーで俳優のレイチェル・ビルソンとのあいだに、ブライア・ローズという8歳の娘がいる。ヘイデンによると、『オビ=ワン・ケノービ』への出演が決まったとき、ライトセーバーのトレーニングにも付き合ってくれたという娘のブライア・ローズは、ヘイデンがダース・ベイダーを演じていることは知っているが、まだヘイデンがダース・ベイダーに扮した姿を見たことがないという。
ディエゴの質問にヘイデンは「娘はダース・ベイダーの衣装を着た僕の姿を見たことがあるかということですか?それならまだありません」と返すと、続けて「娘は今8歳なんですが、これ以上待てるかどうかわかりません。先延ばしにしすぎていることは自分でもわかっています。娘は僕が『スター・ウォーズ』に出演していることも、このキャラクターを演じていることも知っているけど、(その姿を)まだ見たことがないんです。どうしようかという状況です。どのような入り口が最適か考えているところです」と、娘にいつどうやって見せるか決めかねていることを打ち明けた。
それを聞いたディエゴは、「簡単ではないですね。僕だったら心理学者に相談して、アドバイスをもらうかもしれません。そう単純な話ではありません」と激しく同意。ヘイデンによると、ダース・ベイダーになった姿を見せたくないというよりも、8歳の娘が見るには適さない「不穏なシーン」があることを1番心配しているそう。
ちなみに、娘のブライア・ローズは『オビ=ワン・ケノービ』の撮影現場に見学に来たことがあるそうで、そのときのことについて、ヘイデンは「でも、『オビ=ワン・ケノービ』に出演することができてよかったですし、娘を撮影現場に連れて来ることができて本当に嬉しかったです。ダース・ベイダーの衣装を着ているときではなくて、回想シーンのためにアナキンを演じているときだったんです。娘は、私がユアン・マクレガーとライトセーバーを振っているところを見ることができました。彼女は私の体をとても心配していました。僕とユアンのどちらかが怪我をするんじゃないかと不安に感じていたみたいです」と振り返っている。(フロントロウ編集部)