アメリカのユニバーサル・スタジオで、スマホで「あるもの」を撮影したゲストがクルーから“窃盗に値する”と厳しく注意された。(フロントロウ編集部)

ユニバーサル・スタジオでゲストが注意されたNG行為とは

 米フロリダ州オーランドにあるユニバーサル・オーランド・リゾートのウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターで、人気アトラクション「ハグリッドのマジカル・クリーチャーズ・モーターバイク・アドベンチャー(Hagrid’s Magical Creatures Motorbike Adventure)」に乗ったというゲストが、アトラクションから降りたあと、モニターに表示されたライドショットをスマホで撮影していたところ、近くにいたクルーから厳しく注意されたという。

 ライドショットとはアトラクションの走行中に撮影される記念写真のことで、絶叫系のアトラクションでは落下する瞬間など、クライマックスで撮影されることが多い。

画像: ※イメージ写真

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 以下、米掲示板のRedditの書き込みより。

 「フォトステーションにいたクルーはとても気難しい人でした。(ライドショットが映し出されたモニターの前で)彼は誰もスマホを出していないことを確認し、私が写真を撮ろうとすると、手で私のスマホを遮りました。もし誰かが写真を撮ったら、それは窃盗で、パークから追い出されることになると言っていました」

 米Inside the Magicによると、ユニバーサル・スタジオ・フロリダとアイランズ・オブ・アドベンチャーにあるアトラクションで撮影されたライドショットの権利は、ユニバーサル・オーランド・リゾートが所有しており、ゲストの肖像権を含む写真であっても、ユニバーサルが著作権を有しているという。

 なお、上の書き込みをした人物は「自分が写っている写真を撮ることが窃盗になるとは思いませんでした(笑)それに、写真1枚で30ドル近くも取られるのはおかしいと思います」と不満たらたらだったが、コメント欄には「窃盗は少し言い過ぎかもしれませんが、ライドショットは販売することを前提に撮影されています。なので、スマホで写真を撮った場合、お金を払わずに“盗んだ”と見られることもあるでしょう。恐らく、法的には著作権侵害を犯していることになり、窃盗とみなす人もいますが、実際に訴えられることはありません」という、クルーの対応を支持する意見もあった。(フロントロウ編集部)

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