トムホ主演『クラウデッド・ルーム』がApple TV+で配信スタート
いよいよ6月9日よりApple TV+で配信される全10話のドラマ『クラウデッド・ルーム(原題:The Crowded Room)』。この作品は、トム・ホランドが主演・製作総指揮を務め、1979年にニューヨークで起きた銃撃事件に関与して逮捕されたダニー・サリバン(トム・ホランド)と、彼を尋問するリヤ・グッドウィン(アマンダ・サイフリッド)との一連のインタビューを通して語られる全10話のスリラー。
トムが演じるダニー・サリバンは、連続強姦および、強盗の容疑などで逮捕されたものの、多重人格障害(現在は解離性同一性障害)を理由に史上初めて無罪となったビリー・ミリガンをモデルとしたキャラクター。
トムはこの作品の撮影が終わってから俳優としての活動を一時中断しており、現在は長期休暇をとっている状態。その理由は、解離性同一性障害を持つダニーという難しい役を演じたうえ、エグゼクティブプロデューサーとしてのプレッシャーがトムの負担になったから。トムは「僕は今、1年間休んでいますが、それはこの番組がいかに大変であったかという結果です」とExtraに語った。
また、トムはメンタルヘルスの重要さをこの作品を通して伝えていきたいようで、「トラウマによって引き起こされるメンタルヘルスについての物語を語る時が来たと思い、僕はただ(参加することに)同意しました」と話し、「(観客が)このトピックについて多少なりとも教育されたと感じ、私たちは変わる必要があり、メンタルヘルスの力について話す必要があることを望んでいます。そして、このショーが正しい方向への足がかりになることを願っています」とコメントした。(フロントロウ編集部)