ケビン・コスナーの離婚が泥沼化
映画『ボディガード』やドラマ『イエローストーン』シリーズで知られるケビン・コスナーは、映画『ティン・カップ』のリハーサルをしていたゴルフコースでバッグデザイナーのクリスティーン・バウムガートナーと出会い、一度は破局したものの2004年に結婚。
その後ケビンとクリスティーンの間に、ケイデン、ヘイズ、グレイスという3人の子どもが誕生。2019年に行なわれた『アート・オブ・レーシング・イン・ザ・レイン』のプレミアには、家族全員で参加して話題になった。
しかし、ケビンとクリスティーンは2023年5月に離婚を申請したことを明かしていたが、泥沼離婚劇を繰り広げようとしている。
月々3,500万円の養育費を請求
ケビンにとって離婚はこれで2度目。クリスティーンと結婚する前に、カリフォルニア州立大学フラトン校の同級生だったシンディ・シルバという女性と結婚しており、3人の子どもを授かっている。しかし、1994年に離婚。当時すでにアカデミー賞俳優として大成功していたケビンは、そのキャリアを支えた妻に離婚の慰謝料として8,000万ドル(※現在のお金の価値に直すと約230億円)を支払っており、これは、離婚の慰謝料として史上最高額の1つとして今なお語り継がれている。
そんな経験もあって、2人目の妻であるクリスティーンとは結婚前に婚前契約書をしっかり交わした。
結婚時に2人で決めたルールがあるから離婚はスムーズに済む...はずだったが、まったくそんなことはなかった。
ケビンとクリスティーンが婚前契約書で交わした取り決めでは、離婚を申請した際、クリスティーンは30日以内に彼の所有する家を明け渡す必要があると明記されていたものの、クリスティーンはまだ出て行っていない。ケビンは毎月家賃として3万ドル(約425万円)を支払い、引っ越し代として1万ドル(約141万円)を前払いすることに同意しているにもかからず、まだ家に居座っていることから裁判所に対して彼女を追い出すよう求めているとTMZが報道。
また、婚前契約通り120万ドル(約1億7,000万円)を慰謝料として支払ったが、最終的にケビンが出した慰謝料は145万ドル(約2億円)とへと増えたという。
さらに3人の子どもの養育費に関しては、すでに100%支払っており、追加で月々3万8000ドル(約539万円)を払う意志があるという法的文書を出しているが、クリスティーンの要求はエスカレート。
なんとクリスティーンは子どもたちの養育費として、毎月24万8,000ドル(約3,500万円)を払うようケビンに要求。これには学費、医療費、習い事代などは含まれていない。TMZいわく、クリスティーンはケビンの莫大な財産はこの要求をカバーするには十分すぎるほどだと主張しているという。
元々この離婚は全てクリスティーン側の都合で、家族の関係者はケビンにとって「不快なサプライズ」で、「これはケビンが望んでいたものではありません」とPeopleに話している。