ハリソン・フォードがインディ・ジョーンズ役への思いを語る
シリーズ最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で再び主人公のインディ・ジョーンズを演じるハリソン・フォードが、約40年間にわたって演じてきた役との別れについて米Entertainment Tonightに語った。
1981年公開のシリーズ1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』からインディ役を務めるハリソンは、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が自身がインディを演じる最後の作品になることを明言している。最後の冒険を終えた今、ハリソンは何を思うのか?
ハリソンがインディというキャラクターを愛していることは言うまでもないが、別れについて「寂しいとは思わない」と断言する。その理由についてハリソンはこう説明している。
「(自分がインディ役を続けようと引退しようと)関係ありません。たとえ私が灰になっても、映画は人々のために存在し続けます。大事なのはそれを作ることです。作る過程、それこそが本当に重要なんです。そこで私たちは自問自答するのです。『私たちはこれを本当にやるべきなのか?』『これは正しいことなのか?』と」
ちなみに、過去にインディ・ジョーンズ役を別の俳優にバトンタッチする可能性について聞かれた際、「誰もインディ・ジョーンズにはなれない。私がインディ・ジョーンズなんだ。私がいなくなったら、彼もいなくなる」と否定的な反応を示していたハリソンだが、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』でインディを演じきったことで心境の変化があったのか、つい最近、「(映画をリメイクするのに)私の許可は必要ありません。彼らがそうしたいなら、そうすればいいでしょう」とPA news agencyの取材に対して答えている。