ラテメイクってなに?
いま海外で話題を集める「ラテメイク」とは、その名の通り、カフェラテのような柔らかいヌーディーなブラウンメイクのこと。落ち着いた暖色系のブラウンアイシャドウを使うのが特徴で、ナチュラルなのに盛れるとSNSで注目度が急上昇。
実際にラテメイクはTikTokで急速に広まっており、「#lattemakeup」というハッシュタグがついた動画の総再生回数が2,980万回以上を記録。どんな肌色でもなじみやすく、誰でも簡単に真似しやすいと人気が高まっている。
今回はそんなラテメイクの作り方をご紹介。
ラテメイクの作り方
メイクアップアーティストでTikTokユーザーのタニール・ジェイによると、ラテメイクをおしゃれに仕上げるコツは、ずばりブラウンの色味。
ラテメイクは、温かみのあるナチュラルな雰囲気が特徴のメイクなので、黄味よりのブラウンアイシャドウを選ぶのがオススメ。また、同じ黄みのある色でも濃いブラウンは主張が強くなりすぎてしまうため、ほんのり明るい発色のアイシャドウを選ぶのがポイントだとも明かした。
ラテメイクの作り方についても、いたって簡単。はじめにキャラメルカラーのブロンザーを使って顔全体に陰影と温かみを与える。
ブロンザーを使う理由についてタニールは、「ラテメイクのポイントは全体のトーンを統一することです。なので、ベースにも黄みよりのキャラメルカラーを仕込む必要があります」と説明。おでこや頬骨、目尻、下まぶたのライン、あごのラインにも丁寧にブロンザーを塗り込み、しっかりと陰影を作るようアドバイスした。
次に、コンシーラーを目の下や鼻筋、小鼻の横、あごの下などに塗って明るさをプラス。タニールいわく、ラテメイクはナチュラルな雰囲気が特徴なため、基本的にファンデーションなどは使用しないそう。
そしていよいよ目もとのメイク。ほんのり明るいヌードブラウン系のアイライナーもしくはリップライナーを使って、上下のまぶたを囲むようにアイラインを引いていく。ラテメイクは基本的に淡いヌードブラウンだけで陰影を作るため、ベースとなるアイラインは目尻部分は少し跳ね上げて、二重のラインにつなげるように描くのが良いそう。
目を囲むようにアイラインを引いたら、今度はラインの境界線をぼかすようにブラシでブレンドし、その上から黄みよりのブラウンアイシャドウを重ねて目もとを強調する。アイシャドウの色が濃いと感じる場合は、なにもついていないブラシで丁寧にブレンドをするのもオススメ。
最後に、細かい粒子で繊細なツヤ感のあるラメアイシャドウを黒目の上にのせて、お好みでマスカラなどを重ねたら、シンプルなのに盛れる「ラテメイク」の完成! ちなみに、ラテメイクはワントーンに仕上げたほうがおしゃれに見えるため、チークやリップもベージュやブラウン系で統一したほうが良いともタニールは話している。
SNSを中心に海外で注目を集めているラテメイク。もともと肌に黄みが入っている日本人にもなじみやすいメイクなので、気になる人はチャレンジしてみては。