ディズニーワールドのアトラクションで女性がセクハラ被害にあう
米フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(以下ディズニーワールド)にあるディズニー・ハリウッド・スタジオの人気アトラクション、トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラーで、いとこが隣に座っていた男性からセクハラを受けたと、ある女性が米掲示板のRedditで告発した。
掲示板に書き込みをした女性と彼女のいとこが座ったのは最後列で、その列には2人しかおらず、いとこの隣は空席だった。女性によると、セクハラ行為をした男性は友人たちと一緒だったのに自分のグループの席には座らず、女性のいとこの隣に座ったという。女性と彼女のいとこはその時点ではなんとも思わなかったそうだが、男性がアトラクションの乗車中は“自分の手や腕をコントロールできないかもしれない”と先に謝ってきたときに、初めて不審に思ったと女性は綴った。そして、その嫌な予感は的中した。
アトラクションに乗っているあいだ、いとこは可能なかぎり女性の方に寄りかかり、両腕で胸を必死にガードしていたそうで、あとになって、隣に座っていた男性が片方の肘でいとこの胸を意図的に触っていたことを、女性はいとこから聞かされた。その様子はライドショットにもしっかりと写っていたが、男性がアトラクションからさっさと降りて逃げてしまったため、いとこは被害にあったことをキャストに報告することも、警察に被害届を出すこともしなかったそう。
ちなみに、アメリカのディズニーランド及びディズニーワールドでは、ゲストがキャストにセクハラをするケースも後を絶たず、過去には、プリンセス役のキャストが性犯罪歴のある客から卑猥な行為を受けて泣き出してしまうという事件や、ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダックといったマスコットの“中の人”として働くキャストたちに対するセクハラ行為が連続で発生したことがある。