エド・シーランとチェリー・シーボーン邸
シンガーのエド・シーランは本業で稼いだお金の一部を不動産投資に使っており、25件以上の物件の価値は100億円を上回るとされている。そんな彼が自宅とするのが、妻のチェリー・シーボーンと子ども2人と共に暮らすサフォークの物件。
20代後半のときにサフォーク地方の田舎町に物件を購入したエドは、その後、近くの物件を次々と購入して所有地を拡大。近隣住民に「Sheeranville(シーラン村)」と名づけられた敷地は東京ドーム1個超の16エーカー以上の広さとされており、敷地内には、家族用のパブ(バー)、野生生物が暮らす池、サッカー場、音楽室、アウトドアキッチンなどがある。そんなシーラン村に新たに教会がオープンした。
一般公開されている工事計画書によると、1年半の建設期間を経てようやく完成した教会は24人が座れる広さで、建物内には上階と下階をつなぐ美しい螺旋階段があり、2.71メートル×1.8メートルの埋葬室も備わっているという。
チャペル建設した『理由』が世界的アーティスト
実はこのチャペルの建設には、世界的アーティストであるエドらしい理由があった。
工事計画書にはこう記載されている。
「申請者は、世界各国から来客や同僚を迎えます」「これらの人々の多くは著名人で、それがゆえに慎重さが求められますが、地元の教区教会では対応できず、一般の人々の注目が教会に混乱をもたらす可能性もあります」「さらに、彼らは様々な国、信仰、習慣の持ち主であり、例えば昨年はアメリカ、アイルランド、ガーナ、ナイジェリア、アジア、オーストラリアから来訪者がありました」。
サフォークの“シーラン村”には、エド・シーランと一緒に時間を過ごす目的で、世界中からセレブリティが密かに訪れているそう。そんな人々が安心して礼拝や瞑想をできるように、この“無宗派”の教会が建てられたというわけ。