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「なんというジェンダー差のある下らない話でしょう」
夫にすべてを任せて16日間家を空けた女性が、ほかの女性が家を空けるときはそうではないことを知って驚愕。ブログサービスTumblrにjenndoesnotcareというユーザーによって投稿されて、15万回以上のスキ！（いいね）と19万回以上のリブログ（再投稿）という大反響を呼んだ投稿を全訳で紹介。
「私は16日間、夫と2人の子どもたちだけを残して家を出ました。家のこと、子どもたちの食事のこと、子どもたちの健康について、私はとくに何も心配しませんでした。家族のカレンダーに決まっていた予定を記入し、夫はそれをチェックして予定をこなしてくれました。文字通り、心配はしていませんでした。寂しかったし、みんなが寂しがることは悲しかったけれど、心配はまったくしていませんでした。一緒にいられなくて寂しかったけれど彼らの安否を心配することはなかった、ということを強調しておきます。
食事の準備もしませんでした。出発直前に買い物に行った記憶もありません。
これはリンゴとオレンジの話ではありません。夫の話でもありません。これは、私がやったことが世間的には明らかにおかしいという事実についてです。
娘の学校の別のお母さんが、10日間旅に行くらしいです。一番下の子（とても小さい赤ちゃん）を連れて、夫に2人の女の子を預けて行くそうです。彼女は何日も前から料理を作ってそれを冷凍しています。彼女はパニックになっていて、お弁当の作り方を夫に思い出させる役割を6歳の子どもに任せたそうです。これに、私は愕然としました。
A：彼は決して無力ではありません（たしか医者か何かです）。なんというジェンダー差のある下らない話でしょう。B：あの小さな子は、自分と妹の安否に対して責任を持てる年齢ではありません。一体どういうこと？ C：彼がそんなに大馬鹿者なら、なぜ彼女はその人と結婚して子どもを作ったのでしょうか？
彼女が笑いながらそう話している間、他のママたちは、そうそう、私にも家に原始人がいるの！世話がかかるよね！というように、うなずきながら共感して微笑んでいました！『ねぇ、彼なら大丈夫だよ。本当に。彼なら大丈夫』と言っていたのは私だけです。何度も言いいましたが、彼女は納得しませんでした。彼女は上の娘のことを『あの子は小さなママになるの！』と言っていました。
ダメ。
ダメダメダメダメ。
ダメ。
異性愛者の女性たち、こういうことをしないで。気持ち悪い。夫を子ども扱いして、そのツケを娘に回すようなことしないで。マジでキモい。本当に本当にキモい」
料理が上手くなる方法はさまざまだろうが、ファーストステップはすべて同じ。まずはやることだ。※写真はイメージです。
この女性と夫がどのような家庭環境にあるかは分からないが、大人としても親としても対等な関係にあるのは歴然。各家庭にはそれぞれ事情があるのは理解するべきだが、夫が不在にするときは妻に家のことをすべて任せられるのに、妻が不在にするときは夫にすべて任せられないという状況には疑問を持たなくてはいけないだろう。
日本の20～60代の合計2,350名を対象にしたリンナイ株式会社の2023年の調査では、夫婦の家事分担は“妻9割”で、共働き夫婦でも“妻が7割”という結果。同社が2018年に世界5ヵ国を対象に行なった調査では、共働き夫婦の家事分担で日本は最下位だった。ちなみに、2018年の生活文化調査研究事業の発表では、家族に料理をほぼ毎日してもらう人は、男性60.7%・女性16.1%。女性の半数近く（47.6%）が滅多に／まったくないと回答した。
