全世界興行収入が日本円で1400億円を突破した映画『バービー』で主演を務めるマーゴット・ロビーが、稼いだお金で下積み時代に支えてくれた母親に“恩返し”をしていたことが明らかに。(フロントロウ編集部)

マーゴット・ロビーが稼いだお金の使い道を明かす

 映画『バービー』で主人公のバービーを演じるマーゴット・ロビーが、映画スターになる夢を応援してくれた母親の住宅ローンを完済したことを米CBSの番組『Sunday Morning(原題)』で明かした。

 母国オーストラリアのソープオペラ(※)『ネイバーズ』で俳優としてのキャリアをスタートさせたマーゴットだが、2013年公開の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でハリウッドに進出するまでは経済的に苦しい時期があった。
※通俗的な連続メロドラマ。日本の昼ドラのようなもの。

 「母に借りたものはすべて書き留めていました。母は、家のローンのためのお金を私に貸してくれたんです。だから、いつも『絶対に返さなきゃ』と思っていました。そして、十分なお金を稼げるようになったとき、母の家のローンを完済しました。母には『ママ、家のローンのことは心配しないで。もう存在しないから』と伝えました」

画像: 左からマーゴットの父ダグ・ロビー、母サリー・ケスラー、マーゴット、夫トム・アッカリー。

左からマーゴットの父ダグ・ロビー、母サリー・ケスラー、マーゴット、夫トム・アッカリー。

 それを“当然のこと”だと思っているというマーゴットは、「正直に言って、私の立場になったら誰でも母親のために同じことをすると思います。あなたも間違いなくそうするでしょう」と付け加えた。

 ちなみに、マーゴットが俳優になるつもりだと母親に伝えたのは高校3年生のとき。2019年の豪Vogueのインタビューによると、マーゴットから「ママはあまり良く思わないと思うけど、私は俳優になると決めた」と言われた母サリー・ケスラーは、「俳優になって何不自由なく暮らすのは難しいだろう」と心配していたという。

 それから十数年経った今、マーゴットは俳優として素晴らしいキャリアを築いている。本人は今の地位があるのは自分の努力や頑張りだけでなく、運も大きく関係していると考えているそうで、「自分は働き者なのは知っていますが、私はとても、とても、とても幸運な人間でもあります。何をするたびに『今が頂点。これ以上、良いことはない』と思うんです。でも、どういうわけか、そこからさらに良くなっていくんです」と『Sunday Morning』で語っている。

 

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