サンドラ・ブロックのパートナーがALSで死去
映画『スピード』や、『バード・ボックス』、『オーシャンズ8』などに出演している人気俳優のサンドラ・ブロックの長年のパートナーであるブライアン・ダンドールが、8月5日に57歳で死去。
サンドラとブライアンが出会ったのは2015年。サンドラが子どもの誕生日の写真を撮って欲しいとフォトグラファーのブライアンにお願いしたことがきっかけで交際がスタートした。
そんなサンドラは、2022年に家族との時間をもっと作りたいとのことで俳優としての活動を一時休止することを発表。じつはサンドラが俳優活動を一時休止した裏側には、ブライアンの闘病生活が関係していた。
ブライアンは約3年前からALS(筋萎縮性側索硬化症)で闘病しており、このことは身近な人以外誰にも言わなかったようで、ほとんどの人はブライアンが病と闘っているということは知らなかったよう。
そして活動休止期間中、サンドラは自宅でブライアンの介護をしていたことが分かった。今回サンドラの妹でパティシエのジェシン・ブロック・プラドは、「ブライ(※ブライアンの愛称)は天国で最高の釣り場を見つけ、鮭が遡上する川にルアーを投げていると私は確信しています。ALSは残酷な病気ですが、私の素晴らしい姉と、姉の家でブライアンの世話を手伝ってくれた看護師たちが、ブライアンに最高の世話をしてくれたことを知れば、少しは慰めになるでしょう。安らかに眠ってください、ブライアン」と自身のインスタグラムに追悼メッセージを投稿。
俳優としての活動を休止し、身近な人以外誰にも言わずに、ブライアンの自宅介護をしていたサンドラ。ブライアンはサンドラが養子に迎え入れた2人の子どもにとって良い保護者だったようで、サンドラはトーク番組『Red Table Talk』で、「彼は子どもたちの理想のお手本」とコメント。また、そんなブライアンと結婚していないことについては、「献身的なパートナー、献身的な母親になるために、紙は必要ありません」と語っていた。