ダニエル・ラドクリフが、映画『ハリー・ポッター』シリーズで共演したエマ・ワトソン&ルパート・グリントとおそろいのタトゥーを入れなかったワケとは。(フロントロウ編集部)

『ハリポタ』仲良し3人組でタトゥーを入れる計画があった

 『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズのキャストが、記念におそろいのタトゥーを入れたというエピソードを知っている方も多いと思うが、じつは映画『ハリー・ポッター』シリーズで仲良し3人組を演じたハリー役のダニエル・ラドクリフとハーマイオニー役のエマ・ワトソン、ロン役のルパート・グリントにも“永遠の友情の証”を入れる計画があったという。

 そのことについて、当時、ルパートは英The Mirrorにこのように語っている。

 「僕たちのあいだで、タトゥーを入れようみたいな話もありました。(もし入れていたら)ハリーの稲妻型の傷跡のような、さりげないものだったでしょう。撮影の終わりを飾るには最高の方法だったと思います」

画像: 昨年1月、『ハリー・ポッターと賢者の石』の公開20周年を記念して制作された特別番組『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』で再会したダニエル・ラドクリフ(右)、エマ・ワトソン(中央)、ルパート・グリント(左)。 ©︎WARNER BROS. / Album/Newscom

昨年1月、『ハリー・ポッターと賢者の石』の公開20周年を記念して制作された特別番組『ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ』で再会したダニエル・ラドクリフ(右)、エマ・ワトソン(中央)、ルパート・グリント(左)。
©︎WARNER BROS. / Album/Newscom

 しかし、上記のルパートの発言からも分かるように、その計画は実現しなかった。

 ダニエルは過去に、英The Guardianのインタビューで『ハリー・ポッター』のタトゥーを入れなかった理由について、「(タトゥーを入れたら)裸になる必要のない仕事を持続的に続けなければなりません。でも、なぜか(裸にならなくていい仕事に)一度も当たったことがありません。キャリアの最初の数年間は、裸のシーンが少ない『ハリー・ポッター』に出演していました。でも、それ以降は裸になる仕事ばかりです」と説明している。

 以前、フロントロウでお伝えしたが、ダニエルは「タトゥーそのものや他人が入れているタトゥーは好き」だが、俳優という仕事柄、タトゥーを入れてしまうと今後演じる役によってメイクで隠す必要性が出てくるため、「入れたくない」のだそう。

 ちなみに、ダニエルよりもさらにタトゥーを入れることに“後ろ向き”だったのがエマだそうで、「自身のセルフイメージがそれを許さない」という理由で断ったと米FandomWireは伝えている。

 

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