トム・クルーズがファンのために1日で4都市の映画館に出没
全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキが決行された影響で、7月に予定されていた最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のプロモーションのための来日が中止となったトム・クルーズ。
ストライキ中は映画の宣伝活動ができなくなるため、トムはそれを見越してか、ストライキに入る直前にあるミッションに挑んでいた。現地時間7月11日、トムとクリストファー・マッカリー監督はワシントンD.C.のジョージタウン、フロリダのサウス・マイアミ、アトランタ、カナダのトロントの計4都市にある映画館を訪問。
アトランタの地元メディアが公開した映像には、トムが観客に向かって「この瞬間を夢見ていました。最高です。この映画を楽しんでくれることを願っています。皆さんのためにこの映画を作りました」と伝える場面が映っていた。
ワシントンD.C.
マイアミ
アトランタ
トロント
ちなみに、以前、フロントロウでお伝えしたが、トムは映画館でファンと一緒に自身の出演作を見るのを楽しみにしているそうで、「私はずっと世界を旅したいと思っていました。映画を作るようになってから、他の国の映画館で映画を見ることができるようになったんです。だから、(他の国に行ったら)映画館に行って、一般のお客さんと一緒に映画を見ています。映画を作ったら、それをみんなと一緒に見たいんです。私は観客のために映画を作っています」と米トーク番組『Jimmy Kimmel Live!(原題)』で明かしている。
なお、映画館にはお忍びで足を運んでおり、一応、目立たないようにはしているものの、目ざといファンにたまに気づかれることがあるそうで、「彼ら(ファン)は時々、私のことを見つけます。隣に座っていると、なんとなく目線を合わせてくるので、そういうときは写真を撮ったり、サインをしたりします」とのこと。