『ストレンジャー・シングス』の出演者を名乗る詐欺が発生
シーズン5をもって終了することが宣言されている大ヒットドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。劇中でセイディー・シンク演じるマックスの気性の荒い義理兄ビリーを演じる、デイカー・モンゴメリーの名前が使われた“ロマンス詐欺”があった。
実際に被害にあったマッケイラという女性は、YouTubeチャンネル『Catfished』で被害について語った。
マッケイラは、オンラインのアーティストフォーラムで「DK MH」というハンドルネームの人物と出会った。「DK MH」というのは、デイカーによるポエムのタイトル。デイカーと名乗る人物は、最初から自分がデイカーだと主張していたという。
その後マッケイラとデイカーと名乗る人物は意気投合。最初はデイカーと名乗る人物を疑っていたというマッケイラだが、どんどん信用して2人は1年もの間メッセージをやり取りすることに。
その間に、デイカーと名乗る人物はマッケイラに恋人になって欲しいとお願い。マッケイラは当時結婚していたが、デイカーと名乗る人物は夫と自分、どちらか選ぶように迫ってきたそうで、最終的にマッケイラはデイカーと名乗る人物を選び、夫とは離婚。
そしてやり取りをしていくうちに、デイカーと名乗る人物は、実際のデイカーの恋人であるリヴ・ポロックが口座を管理しているため、お金がないと主張。その結果、マッケイラはたびたび相手にお金を送り、最終的には1万ドル(約145万円)という大金を詐欺師に送金したことを明かした。
本物のデイカーは『ストレンジャー・シングス』に出演し、2,000万円も得たと言われているため、一般の女性にお金をせがむはずがない。しかし、デイカーと名乗る人物はマッケイラの気持ちを利用して詐欺を働いた。
マッケイラは同じ被害にあう人を減らそうと、「もしあなたが私のように見捨てられることを恐れていて、人を喜ばせることが大好きな人間なら、詐欺師たちはそれにつけいり、それを食い物にします」と警鐘を鳴らした。