トム・クルーズが長年信仰する新興宗教「サイエントロジー」と距離を置いていると噂されている。(フロントロウ編集部)

トム・クルーズがサイエントロジーと距離を置く

 SF作家ラファイエット・ロナルド・ハバードが設立した新興宗教「サイエントロジー」を長年信仰し、過去に信者向けの動画に出演するなど同教会の顔として知られてきたトム・クルーズ。同じく俳優のジョン・トラボルタと並んでサイエントロジーの熱心な信者とされるトムだが、現在、サイエントロジーと距離を置いている可能性が浮上している。

 というのも、トムはここ数年、『ミッション:インポッシブル』シリーズの最新作の撮影のためにイギリスに滞在しているが、英The Mirrorによると、他の場所での目撃情報はあるものの、ロンドン中心部にあるサイエントロジーのイギリス本部の近くや、教会の建物にトムが出入りする姿は一度も目撃されていないという。

画像: トム・クルーズがサイエントロジーと距離を置く

 ちなみに、トムがサイエントロジーとの決別を噂されるのは今回が初めてではない。2021年にGeo.TVが、トムとサイエントロジーとの関係が危ういと報じていた。

 トムは最初の妻ミミ・ロジャーズにサイエントロジーを紹介され、入信して以来、40年超にわたり教会とつながっており、他のハリウッドスターを勧誘しようとしたり、信仰が理由で友人や恋人、配偶者の関係にひびが入ったりしたとも言われている。

 なお、最近では元信者のリア・レミニがサイエントロジーによって人生を崩壊された人々の壮絶な体験を描き、サイエントロジーの内側を暴いたビデオを公開。現在、リアはイエントロジーとその指導者であるデビッド・ミスキャベッジに対し、嫌がらせと名誉棄損を主張する訴訟を起こしている。

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