MCUのブラックウィドウ役を辞退したことでも有名なエミリー・ブラントが、ブラックウィドウ役について改めてコメント。自分はMCU作品のような“フランチャイズ”は向いていないとして、その理由を語った。(フロントロウ編集部)

ブラック・ウィドウ役を辞退したエミリー・ブラント

 映画『プラダを着た悪魔』や『オッペンハイマー』などへの出演で知られるエミリー・ブラントは、現在までにスーパーヒーロー作品に出演した経験はないものの、MCU映画でブラックウィドウ役の有力な候補だったことで知られている。

画像: ブラック・ウィドウ役を辞退したエミリー・ブラント

 エミリーは2010年に公開された映画『アイアンマン2』で初登場したブラックウィドウ役の候補にあがっていたものの、同作の撮影時に、映画『ガリバー旅行記』の撮影に臨む必要があったため、ブラックウィドウ役を辞退。最終的に同役はスカーレット・ヨハンソンが演じることとなった。

「スーパーヒーロー映画は自分向きじゃない」とエミリー

 今回、エミリーはポッドキャスト『Happy Sad Confused』に出演して、自身が逃したブラックウィドウ役について語っている。エミリーは最終的にブラックウィドウ役に決まったスカーレットについて、「最高の女性」と絶賛した上で、自分はMCUのようなフランチャイズ作品には向いていないとして、「フランチャイズになりうると思えるものを選ぶのは好きじゃないんです」と語った。

 エミリーにとって、商業的な成功が見込みやすいフランチャイズ作品は、作品を選ぶ上で他のものよりも優先したい要素にはならないという。「私は自分がしていることが大好きだし、いつだって最高のものや、未知なる素晴らしいものに飛び込むことを望んでいます。脚本を読んだときに、他のものよりも商業的に上手くいきそうだと分かることがありますが、それは私が取り組む理由にはなりません」。

画像: 「スーパーヒーロー映画は自分向きじゃない」とエミリー

 エミリーは2021年にラジオ番組『The Howard Stern Show』に出演した際にも同様の発言をしており、「『アイアンマン』は大好きでした」としつつも、「素晴らしいものになっていたとは思いますが、スーパーヒーローが私向きかというのはわかりません」と語っていた。

 ちなみに、エミリーの夫であるジョン・クラシンスキーはミスター・ファンタスティック役でMCU映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』に出演したが、それは「楽しく」鑑賞したと『Happy Sad Confused』で語った。

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