マイケル・J・フォックスが「ドクの言葉」で新マーティ役を激励
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで主人公のマーティを演じたマイケル・J・フォックスが、ミュージカル版でマーティを演じるケイシー・ライツと対面した際に、クリストファー・ロイド扮するドクのセリフを使ってアドバイスを送っていたことがわかった。
マイケルと初めて会ったときのことについて、「(マイケルとの対面は)一種の渦巻きのようなものでした。彼に少し会うことができて、一緒に写真を撮っているときに、マイケルに『あなたのすべてに感謝します。インスピレーションを与えてくれてありがとうございます』と伝えたんです。彼は僕にとって、パフォーマンス以上に大切な存在なんです。写真を撮っているとき、僕はなんとかして彼にそれを伝えようとしました。彼はすごくオープンで親切でした。彼はとても謙虚な態度で僕に注意を向けてくれました」と、米Peopleのインタビューで振り返ったケイシー。
マイケルが去る直前に、聞きたかった質問をしていなかったことに気づいたケイシーが、「僕がステージに出る前に何かアドバイスはありますか?」とたずねると、マイケルはこう返したという。
「全力でやれ!本気で取り組めば、何でも成し遂げられる」
じつは、このときマイケルがケイシーに贈った言葉「本気で取り組めば、何でも成し遂げられる(If you put your mind to it, you can accomplish anything)」は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくるドクのセリフ。マイケルから粋なアドバイスをもらったケイシーは、その言葉を胸にステージに立ったそう。