イディナ・メンゼルとも契約を解除と報道
大物アーティストたちが、ジャスティン・ビーバーを発掘したことで知られる敏腕マネージャーのスクーター・ブラウンの元を離れたとする報道が続いている。きっかけとなったのは、ジャスティンとの契約解消報道で、こちらは情報筋によって否定されたものの、その後、デミ・ロヴァートやアリアナ・グランデと契約を解消したとする報道が続いた。
今年5月にはコロンビア出身のアーティストであるJ.バルヴィンもスクーターとの契約を解消するなど、スクーターが運営するマネージメント会社であるSB Projectsからは大物アーティストの離脱が続いているが、新たに、イディナ・メンゼルもスクーターの元を離れていたことがわかった。米ETによれば、『アナと雪の女王』シリーズのエルサ役などで知られるイディナは、今年1月にSB Projectsとの契約を解消したという。
SB Projectsとの契約を終えたことが正式に判明しているのは、声明と共にジェイ・Zのロック・ネイションへの所属を発表したJ.バルヴィンのみで、デミやアリアナ、イディナについては声明などは出されていない。デミとアリアナについてはEWなどが契約を終えたことを「認める」と報じたほか、イディナについては米Hollywood Reporterが契約を終えたことを情報筋の証言から伝えた。
また、デミについては米Billboardが契約解消は友好的なものだったとして、「ロヴァートはSB Projectsとの時間に感謝していますが、ロヴァートにとって新しい方向へ進むとき」だったとする関係者の証言を伝えた。
スクーター・ブラウンがツイッター(X)でリアクション
米メディアでも情報が錯綜しているなか、渦中にいるスクーターがついに沈黙を破った。しかしながら、正式に声明を発表したというわけではなく、一連の契約解消報道を揶揄するというもの。スクーターはツイッター(X)で一連の報道に触れて、次のように投稿した。
「速報...僕はもう自分自身のマネージャーじゃない」
自分が自分のマネージャーから外れたとジョークを飛ばして、一連の報道を揶揄したスクーター。騒動を笑い飛ばすような姿勢は彼のいいね欄でも見て取れて、彼は「リディア・ターがマネージャーのスクーター・ブラウンと袂を分かったとビルボードが報道」という、2022年に公開された映画『TAR/ター』でケイト・ブランシェットが演じた架空の指揮者のマネージャーではなくなったというパロディーの報道をいいねしている。
一方で、スクーターのいいね欄には、アリアナが8月25日にリリースするデビュー作『ユアーズ・トゥルーリー』の10周年記念版についての日本時間8月23日に投稿されたポストもあるので、少なからず、スクーターはマネジメント解除報道が出ているアリアナに好意的な感情を持っているよう。