更新:記事公開後にほかのセレブが反応したため情報を更新しました。
シンガーのジャスティン・ビーバーのマネージャーとして知られるスクーター・ブラウンが、テイラー・スウィフトが以前所属していたレコード会社を買収したことを受けて、テイラーがスクーターの行動を批判するとともに、スクーターによる“いじめ”を告白して波紋を呼んでいている今回の騒動。この件について、ほかのセレブはテイラーとスクーターどちらを支持している?
テイラー派
ホールジー
シンガーのホールジーは、自分で曲を書くようになったのは「テイラーの影響があったから」としたうえで、同じアーティストとして、苦労して手がけた作品の原盤の権利はテイラーが手にするべきだと主張。さらに、この件で自分は「テイラーを支持する」とサポートを表明した。
@taylorswift13 pic.twitter.com/1iI2tCr8my
— h (@halsey) 2019年6月30日
イギー・アゼリア
今回の買収について「テイラーは数日前から知っていた(※)」という関係者の証言に対し、ラッパーのイギー・アゼリアは、「数日前に知らされた時には、とっくに契約は締結されてたでしょうね。つまり、彼女(テイラー)は交渉する機会を与えられなかったってこと。通常、こういった交渉には何ヵ月もの時間がかかるものよ」と、テイラーを擁護するかのような発言をツイートしている。
※テイラーは買収の件についてニュースを見て知ったと主張している。
Telling someone about a deal days before it’s public means the deal was already done & she never had the opportunity to even make a bid to own her own work. These deals take months to negotiate in long form. https://t.co/Ra7NdxzcOM
— IGGY AZALEA (@IGGYAZALEA) 2019年6月30日
マーサ・ハント
テイラーの友人でモデルのマーサ・ハントもツイッターを通じてテイラーを擁護。テイラーが血と汗と涙を注いで作った作品の権利をスクーターが手にすることに苦言を呈するとともに、今回、テイラーが声を上げたのは「アーティストの権利を守るため」だと訴えかけた。
Taylor doesn’t deserve for someone who has constantly BULLIED her to OWN THE RIGHTS to her blood, sweat, + tears. It’s not the dark ages - artists shouldn’t be held down, and I couldn’t be prouder of my friend for standing up for what’s right. End of story.
— Martha Hunt (@MarthaHunt) 2019年7月1日
This is about protecting artists. Taylor courageously exposed a grown man who has time + time again proven his obsession with holding her down, like his reputation precedes him. He doesn’t deserve a morsel of control over the archives of her past.
— Martha Hunt (@MarthaHunt) 2019年7月1日
カーラ・デルヴィーニュ
マーサと同じくテイラーの友人でモデルのカーラ・デルヴィーニュは、シンガーのジャスティン・ビーバーがインスタグラムに投稿した長文コメントに返信するかたちで今回の騒動に言及。
スクーターを擁護する姿勢を見せたジャスティンと、彼の妻でモデルのヘイリー・ビーバー(旧姓ヘイリー・ボールドウィン)に対し、「テイラーはあの写真(※)以上の話をしているってことは、あなたもわかってるはず。自分で言ってたけど、あなたとテイラーはもう何年も話していないんだから、彼女が置かれた状況についてあなたは何も知らない。まずは一歩引いたところから、この件について学ぶべきね」と、痛烈に批判した。
※ジャスティンが過去にふざけてインスタグラムにアップした、テイラーをからかうような内容の投稿。
トドリック・ホール
テイラーの大親友として知られるエンターテイナー兼ユーチューバーのトドリック・ホールは、過去にスクーターにマネジメントをしてもらっていた時期があったようで、「私はとっくの昔にスクーター・ブラウンのもとを去った。今回のことには驚いたけど、ショックは受けてない。だって彼は金儲けにしか関心がない、エゴ丸出しの悪魔のような人だから。おまけに同性愛嫌悪だし。それに私は彼の口から、彼が(テイラー・)スウィフトのファンじゃないって聞いたことがある」と、スクーターの人間性を全否定。
続けて、「私の友人の音楽が善人の手に渡りますように」と皮肉たっぷりにつづった。
For those asking, I left Scooter Braun a long time ago...I am saddened by this news, but not shocked. He is an evil person who’s only concern is his wealth and feeding his disgusting ego. I believe he is homophobic & I know from his own mouth that he is not a Swift fan.
— Todrick Hall (@todrick) 2019年6月30日
I truly hope justice is served and that my friend’s music will fall into the hands of a better human.
— Todrick Hall (@todrick) 2019年6月30日
ただし、スクーターが“同性愛者を嫌悪している”という箇所については、彼の身近な人たちから否定する声が上がっているほか、今回の騒動とも論点がズレていることから一部で非難をされている。
アレッシア・カーラ
シンガーのアレッシア・カーラは、テイラーやスクーターの名前こそ出さなかったものの、「ヘイ!頑張る女性から“盗む”のはやめなさいよ」というメッセージをインスタグラムのストーリーにアップして、スクーターのことを批判。
サラ・サンパイオ
大手ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」の広告塔、通称エンジェルでもあるモデルのサラ・サンパイオは、曲を作ったテイラーが楽曲に関するすべての権利を手にできない現状への憤りを露わにし、「テイラーが怒るのは当然」と彼女への理解を示した。
I’m really confused, help me here guys, from what I read Taylor owns the melodies and lyrics right? But doesn’t own the masters ( wich are the recordings?) so if she was to record all the songs again she would own those masters? Like jojo did?
— Sara Sampaio (@SaraSampaio) 2019年6月30日
Well such a sad sad situation, and she has every right to be pissed! Well I don’t stream music anyway, but If she records all her albums again ( or at least the red album :p) i would 100% stream it!
— Sara Sampaio (@SaraSampaio) 2019年7月1日
ブレンドン・ユーリー(パニック!アット・ザ・ディスコ)
今年4月に発売した大ヒットシングル「ME!(ミー)」でテイラーとコラボしたブレンドン・ユーリーは、SNSのライブ配信でスクーターのことを「クソ野郎」と呼んで猛批判。「利益にしか興味がない」とスクーターの行動を全否定した。
シェール
シンガー兼女優のシェールは、過去に似たような経験を何度かしたことがあるようで、今回の件に絵文字を使って怒りを露わにするとともに、テイラーを勇気づけるコメントをツイートした。
Unfortunately Can Relate 2 Having Millions Stolen,A FEW TIMES.Some Close,Some Very Close,Some Supposed 2 Protect Me..
— Cher (@cher) 2019年7月1日
PULL UP UR BIG-GIRL
G-STRING,
PULL ON UR RHINESTONE COMBAT BOOTS,KICK
SOME ASS,
&REMEMBER
“YOU ARE A RICH MAN”
スクーター派
ジャスティン・ビーバー
ジャスティンにとってスクーターは、自分の才能を見出してくれた恩師であり、問題行動ばかり起こして世間から見放された時も信じ続けてくれた大切な人。そのため、一部スクーターを擁護するコメントもあったが、テイラーとのあいだに軋轢を生むきっかけとなった過去の過ちについて謝罪し、直接会って「話そう」と呼びかけた。
ジャスティンのコメント全訳はコチラから。
ヘイリー・ビーバー
ジャスティンの妻ヘイリーは、スクーターを擁護する内容の上の投稿に「紳士ね(gentleman)」とコメントして、ジャスティン&スクーターを支持。
デミ・ロヴァート
ジャスティンと同じく、スクーターにマネジメントしてもらっているシンガーのデミ・ロヴァ―トは、音楽業界には悪い人たちがいるのも“事実”としたうえで、「スクーターは悪い人じゃなくて、良い人」と彼にまつわる悪評を否定し、さらに「お願いだから誰かを貶めたり、いじめたりするのはやめて」と呼びかけた。
シーア
テイラーと同じくシンガーソングライターのシーアは、「あなたは優しくて良い人よ、スクーター。騒動が早く終結しますように。愛してる。この調子で頑張って」と、ツイッターを通じてスクーターにエールを送っている。
You're a good kind man @scooterbraun I hope this passes quickly.
— sia (@Sia) 2019年7月2日
I love you keep going.
エール・コーエン・ブラウン
スクーターの妻エール・コーエン・ブラウンは、「テイラーへ。私はあなたと個人的に話す準備ができています」というキャプションをつけてインスタグラムに投稿した長文コメントで、テイラーに猛反論。買収の件はまさに“寝耳に水だった”というテイラーに対し、「事前に知らされていた」と暴露&今回の争点となっている原盤についても「原盤を買い戻す機会を与えられていたのに、あなたはそのチャンスを見送った」と、テイラーの主張をすべてひっくり返す証言をしている。
(フロントロウ編集部)