「今から20年が経った時...」
アメリカの掲示板投稿型ソーシャルサイトredditに投稿された、ある“上司からのアドバイス”が話題を集めた。
投稿を行なったユーザーは、「これまでで最高の上司のひとり」がよく言っていたというアドバイスを明かした。「今から20年が経った時、君が遅くまで働いていたことを覚えている人は、君の子どもたちだけだよ」。
このユーザーによると、この上司は「働きすぎることを積極的に止めていた」タイプの上司だったそうで、その理由として、前述の言葉をよく言っていたという。
このアドバイスは多くの人から共感を呼び、別のユーザーは、「前の上司に言われたよ。『自分は仕事していたせいで(子どもの)誕生日や演劇界や大事なイベントをたくさん逃した。でもね、なぜだか分からないんだ。何のプロジェクトだったかも覚えていないし、そこまで重要だった仕事が何だったのかも分からない。私が唯一分かっているのは、自分がいなかったことで子どもたちがどう感じたかだ。自分みたいにはならない方が良い』ってね」とコメント。
ほかにも、「墓石に刻まれるのは、『最愛の従業員』じゃないんだからね」と、何のために生きているかの優先順位を忘れてはならないとする声や、「いくら遅くまで働いても、9時の始業時間を3分遅れて来ただけで上司は君の努力をすべて忘れるよ」と皮肉る声があった。
残業は絶対悪ではない。目的を達成するために必要なこともある。しかしそれが長期化し、最悪の場合は日常のルーティーンになってしまっている時は、人生の中での優先順位を見直す時かもしれない。