上司に髪の色を注意された女性の抵抗が話題
上司からピンクの髪を注意され、ウィッグをかぶって出社することを提案されたエミリー・ベンショーター。そのことを理不尽だと感じた彼女は、「わざとヒドいウィッグをかぶって出社する」という方法で抵抗することを決めた。
米Newsweakの取材に、「仕事のために髪色を変えるなんて選択肢は私にはありません」ときっぱりとした口調で答えたエミリーは、続けて「伝統的ではないという理由でピンクの髪がダメというのは人間性を否定されている気持ちになります」、「私はピンクの髪を気に入っています。わざと安くてヒドいウィッグをかぶることで、コンプライアンス重視の理不尽な規則に抵抗しているんです」、「ウィッグはヒドければヒドいほどいい」などと悪戯っぽく語った。
エミリーはTikTokで 公開しているのだが、ものすごく雑な作りの茶髪と金髪のウィッグや、ブラシでとかしていないボサボサのウィッグ、『Mr.インクレディブル』のエドナにしか見えないまるでコスプレのようなウィッグなど、どれも本当にヒドいウィッグばかり。
ちなみに、エミリーの“ヒドいウィッグ作戦”はTikTokで大きな反響を集めており、彼女のAmazonの欲しいものリストからウィッグを購入するフォロワーもいれば、「この変なウィッグはオッケーなのに、ピンクの髪はダメって一体どんな職場なの?」という秀逸なツッコミを入れるフォロワーもいた。