脱走した愛犬とAIで再会——「顔認識」が迷子のペットを家に帰す時代に


米アリゾナ州で、フェンスを越えて脱走した愛犬を、AIの力で見つけ出した男性の体験が注目を集めている。SNSやシェルターの画像をAIが照合し、迷子のペットを飼い主のもとへ帰す——そんな新しい時代が訪れている。(フロントロウ編集部)
きっかけは、フェンスを越えた脱走
米FOX 10フェニックスによると、アリゾナ州サプライズに暮らすカート・ライヒテントリットさんは、訓練中のサービスドッグであるジャーマン・シェパードの「レイニー」を見失ってしまった。
きっかけは、裏庭でのちょっとしたアクシデント。レイニーは倒れたゴミ箱を足場にして、フェンスを越えて脱走してしまったのだ。途方に暮れた彼が頼ったのが、AIだった。
AIの「顔認識」が迷子のペットを照合
じつは近年、ペット探しにAIが活用され始めている。彼が使ったのは、アマゾン傘下のリングが提供するAIツール「Search Party」。
このAIサービスは、投稿された写真と近隣のリングカメラの映像を照合し、該当しそうな個体を探し出す仕組みだ。人の手では難しい照合を、テクノロジーが担ってくれる。
20万件以上の再会も——広がるAIペット探し
こうした技術の恩恵を受けているのは、彼だけではない。Petco Love Lostなど、AIを活用したペット探しサービスでは、2021年以降、20万組を超えるペットと飼い主の再会が実現してきたとされる。
大切な家族の一員を取り戻すための新たな手段として、AIによるペット探しは静かに広がりを見せている。












